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2013/08/12

【フィデッサ】フィデッサ・グループ plc 2013年上半期決算を発表

| by:サイト管理者
上半期決算ハイライト
マルチアセット(複数金融資産対応)システム関連の売り上げ成長、及び新派生商品(デリバティブ)取引プラットフォームのグローバル展開
大手米国銀行によるデリバティブシステムの新規契約
顧客市場状況の回復傾向の兆し
新規ビジネス地域の拡張(売上高全体の57%を欧州外の地域で占める)
配当金£25.8m支払い後も保有現金が£50.3mと堅調
上半期業績結果に対して、フィデッサ・グループ、チーフエグゼクティブのクリス・アスピンウォールは以下のように述べています。

「2013年上半期の世界的市場環境は変動的で、第一四半期は堅調であったものの、第二四半期には弱含みました。株式市場の売買高については、本年上半期は前年同時期に比べ低下していますが、昨年下半期比では増加に転じています。こうした市場環境において、弊社顧客側の対応としては、市場回復傾向への方向性は認めつつも、更なるシステム投資増加への決断ができない状況にあり、コスト削減へのプ レッシャーが継続しています。このような厳しい環境の中、引き続きプロダクトのカバーする対象資産クラスと営業地域の拡大を目指す投資活動が実を結び、弊社はいくつかの新規顧客を獲得しました。これら事業拡大により、(プロダクトライセンスやサービス提供料金等による)経常収益については従来のレベルを維持できたものの、(プロジェクトベースの)コンサルテーション提供による売上高に関しては減少を免れませんでした。またデリバティブ事業を中心とした初期投資拡大により、利幅への影響が見られたことは否定できません。

今年上半期において市場の回復傾向は見られましたが、その転換期へ到達したかは定かではありません。しかしながら、顧客の事業閉鎖や合併といったこれまでの市場での逆風の流れが収まりつつある状態が認識され、弊社の新規顧客獲得見込みも有望です。弊社のコア事業領域である株式市場も回復傾向にあることは間違いなく、弊社事業の更なる安定化につながると考えます。これにより、派生商品等の新資産クラス及び事業地域拡張に関連した新規事業による更なる成長が得られるものと確信しています。しかしながらこうした好循環への転換が年内に迅速に進むとは未だ断言できず、新領域への投資費用も続くため、今年下半期の業績は、上半期同様の水準になると現時点では予想します。

先行きについては、今後、金融市場への逆風が徐々に和らぎ、安定傾向に戻りつつ、弊社のマルチア  セットトレーディングへの取り組みが勢いをつけることにより、ある時点で従来規模の成長率にまで回復することが可能であると信じています。弊社が注力している「サービスモデルによるマルチアセットトレーディング・プラットフォーム」については潜在的に大きな市場需要が見込まれています。市場の求める効率性、透明性、法令順守とパフォーマンスの実現に貢献すべく、引き続き金融市場での存在感を高めるべく努力を重ねる所存です。」

フィデッサ・グループについて
フィデッサ・グループは、多通貨・複数金融資産対応の注文・執行(トレーディング)管理、ポートフォリオ分析(案件作成)、コンプライアンスチェック、及び市場データとグローバルコネクティビティーの提供を包括する業界最高水準のソリューションを、世界の金融市場参加者に提供しています。

当社は、数多くの実績を有する高成長企業です。業界標準とされるプロダクトやサービスを携え、市場における金融ITの先駆者として世界中の金融機関に認められています。

事業開始以来約30年の間に蓄積された経験を基に、高機能且つ強固な基幹システムを提供しています。全てのプロダクトは自社開発され、更なる改良・発展を目指して研究開発のための常に投資が続けられています。先進的統合ソリューションは多くの顧客を開拓し、業界を代表する世界的大手金融機関の約85%がフィデッサのユーザーです。

本社をロンドン、欧州・北米・アジア・中東等の世界各地にオフィスを置いています。顧客企業には、大手投資銀行、運用会社を始め、専門分野に特化したブローカーやヘッジファンドなど、約1,000社、24,000名を超えるユーザーにサービスを提供しています。

フィデッサ・グループはロンドン証券取引所に上場(証券コード:FDSA)しており、FTSE250インデックスの構成銘柄です。

詳細については次のウェブサイトをご参照下さい。http://www.fidessa.com/jp/

原文はこちら
http://p.tl/3YZv

18:47 | IT:決算・人事・IR
 

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