金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2022/08/24

【東京海上日動火災保険】東京海上日動とJEPLANの資本業務提携について~保険機能を活用したサーキュラーエコノミーの促進~

| by:ウェブ管理者
東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長:広瀬 伸一、以下「東京海上日動」)と株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹、以下「JEPLAN」)は、資源の循環を促す新しい保険商品・サービスの開発を目的とする資本業務提携契約を締結しましたのでお知らせします。 東京海上日動とJEPLANは、気候変動対策と経済活動を両立できるサーキュラーエコノミー(循環型経済)を促進するため、事故にあった商品を循環させ、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。

1.背景・狙い 日本は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロとするカーボンニュートラルを目指しており、その実現に向けてサーキュラーエコノミー

※1への移行が不可欠となっています。 東京海上日動は損害保険会社として、事故に関する様々な情報が全国から集まっています。この損害保険会社ならではの機能を活かし、従来は廃棄されていた事故にあった商品を、東京海上日動が起点となって“循環”させることでサーキュラーエコノミーを促進し、脱炭素社会の実現に向けた新たなエコシステムを構築することを目指しています。 このような中、東京海上日動は、循環性の高いビジネスモデルへの移行と新しい保険商品・サービスの開発に向けて、独自のケミカルリサイクル技術(BRING Technology)

※2をもち、衣料品やペットボトル等の回収・リサイクルプロジェクトの企画・運営を推進するJEPLANと資本業務提携契約を締結しました。これまで廃棄されていた資源を循環させるという新たな選択肢を提案し、気候変動問題という社会課題の解決に貢献していきます。

※1サーキュラーエコノミー:従来の3R(Reduce・Reuse・Recycle)の取り組みに加え、製品・素材・資源の価値を長く維持し、廃棄物の発生を最小限にしながら、再利用や再製品化を通じて付加価値を生み出す経済活動。

※2 BRING Technology: PET(ポリエチレンテレフタレート)を対象にした独自のケミカルリサイクル技術であり、不純物が多く難易度の高い「不要となったポリエステル素材の服から服を作る」ことや、「使用済みのペットボトルからペットボトルを作る」ことが可能。

2.取り組みの主な内容 東京海上日動とJEPLANは提携し、主に以下の取り組みを進めていきます。

① 新たな保険商品・サービスの開発 東京海上日動とJEPLANは、“保険があるから循環できる”という社会を目指し、従来は廃棄されていた事故にあった繊維製品やペットボトル飲料商品について、廃棄ではなくリサイクルにする際のリサイクル費用や回収物流費用等を補償する保険商品を開発・展開します。資源循環に保険を活用してファイナンス面で支えるとともに、事故にあった商品の回収を行う回収物流網の構築を進めることで、サーキュラーエコノミーへの移行を促進します。

原文はこちら
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/220824_01.pdf

16:02 | 金融:保険
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.