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2015/07/03

【日本IBM】ビッグデータ分析向けクラウド・データベース・サービスを拡充

| by:ウェブ管理者
 NoSQLからリレーショナル・データベースまで、最小の投資と時間であらゆるビッグデータの分析を支援

日本IBMは、ビッグデータを容易に分析し、そこから得た発見や予測を迅速かつ低コストでビジネス戦略に活用できるクラウド利用のデータベース製品「IBM® dashDB Enterprise MPP(ダッシュディービー・エンタープライズ・エム・ピー・ピー)」と、IBM DB2をクラウドで提供する「IBM DB2 on Cloud(ディービーツー・オン・クラウド)」を発表します。「IBM dashDB Enterprise MPP」の利用料金は月額2,249,100円(税別、12TBのデータ容量まで)から、「IBM DB2 on Cloud」の利用料金は月額142,800円(税別)から、両製品は日本IBMならびにIBMパートナー経由で本日より提供します。また、「IBM dashDB」は、データ容量や稼働環境に応じて、IBM Bluemix上で無料で利用を開始することができます。

日本IBMは、クラウド対応のデータベース製品の拡充を図っており、NoSQLに対応するIBM Cloudant、Hadoop対応のIBM BigInsights、In-Databaseアナリティクス・テクノロジーを実装したリレーショナル・データベースである IBM dashDB、IBM DB2 on Cloudと広範囲なデータベース製品群をクラウド環境で提供しています。

クラウド環境のデータベースを利用すると低リスク・低コストで新規ビジネスに参入しやすくなることから、新しいWebサービスやゲームといった需要が予測できないような業界をはじめとして、幅広い業界や業種で採用が進んでいます。一方、ソーシャルメディア、センサーデータ、地理情報などのビッグデータがあふれる現在、企業は他社よりも早く、瞬時に知見を取り入れて競争優位を得ることが求められており、最小の投資と時間でアナリティクスを行うことも必要です。

「IBM dashDB」は、表計算ソフトウェア、各種ビジネス・インテリジェンス・ツール、R言語、地図アプリケーションおよびNetezzaテクノロジーの分析関数などの利用に対応することで、業務データの単純な分析やレポート作成の業務効率化に加えて、分析ロジックの検証や開発が可能です。また、分析およびレポートツールである、IBM SPSS、IBM Cognos、IBM Watson Analyticsなどと連携して、高度なアナリティクスを行うこともできます。さらに、「IBM dashDB」は25,000社以上の実績を持つNoSQL DBaaSソリューションであるIBM Cloudantと連携し、NoSQLのデータをリレーショナル・データベースに自動変換し、連携することが可能です。「IBM dashDB」とIBM Cloudantを組み合わせることにより、膨大なトランザクション・データをIBM Cloudant上で蓄積し、必要なデータを「IBM dashDB」でリレーショナル・データベースに変換し分析にかけるなど、より柔軟で、低コストでのデータベース環境の構築が可能となります。

「IBM dashDB Enterprise MPP」の特長は、次の通りです。

    増加するデータ・ボリュームに合わせて水平拡張可能なアーキテクチャー
    並列処理(MPP)環境におけるクエリーの分散処理でさらなる高速化

原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/07/0302.html
17:35 | IT:一般
 

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