金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2016/11/08

【日本IBM】保険業の統合リスク管理(ERM)業務構築をワンストップで支援~「ERMソリューションセンター」にて、コンサルから業務・システム構築を展開

| by:ウェブ管理者
日本IBMは、保険業界における統合リスク管理(ERM:Enterprise Risk Management)、国際会計基準(IFRS:International Financial Reporting Standards)、ソルベンシー規制、国際資本規制(ICS:Insurance Capital Standard)などの新たな業務やシステム構築に関し、ワンストップで一貫して提供できる体制を構築し、「ERMソリューションセンター」として本年12月5日よりサービスを開始します。本サービスでは、IBMが持つERMフレームワークの活用をはじめとした国内外の実績に基づき、これまで規制毎に多大なシステム投資を要するとされてきた統合リスク管理への対応を、拡張可能な一つのERM基盤によって実現します。

国内保険業界では経営基盤の強化としてERM経営への関心が高まっています。また、国際的な資本規制の強化に伴う対応として、ソルベンシー、ICS、IFRSへの取り組みが重要な課題となっています。これらを支援する新たな業務やシステム基盤の構築においては、規制ごとに対応するのではなく、長期的な視野に立った計画と、それに基づく確実な新業務およびそれを支えるシステム構築の実現と定着化が求められます。

「ERMソリューションセンター」では、先行している欧州のソルベンシー規制対応での知見に加え、国内で培ったERMやIFRS保険契約のシステム構築実績、銀行業における知見、更には欧州やシリコンバレーなどのエコシステムネットワークを生かし、最新のテクノロジーを活用します。具体的には、新たな顧客体験を創出するためのアプローチであるIBM Design Thinkingを利用した構想計画(ブループリント)の作成支援、長期的な視点に立ったシステム化を中心とした基本構想策定業務、パイロットシステムによる事前評価、新業務構築のコンサルティング、ERMシステム構築支援などのサービスを提供します。

構築するERM基盤においては、複雑で大量の計算処理を短時間で処理できる高い計算能力、精緻化された過去・現在・将来予測データをリスク管理部門などが自由に検索し分析できる環境、経営者向けのダッシュボード機能などが提供されます。さらに、四半期で膨大に膨らむ処理を分散するためのクラウド技術の活用や、IBM Watsonに適用されているコグニティブ技術を活用した不正請求対応やレピュテーションリスクへの対応などのソリューションを開発する予定です。


原文はこちら
http://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/51021.wss

17:04 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.