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2022/02/01

【READYFOR】READYFORと国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターが寄付金・研究費用獲得を目的とした業務提携を開始-第1号案件としてうつ病治療に関する研究費用を募集-

| by:ウェブ管理者
日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社(代表:米良はるか、本社:東京都千代田区)と 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(理事長:中込和幸、所在地:東京都小平市、以下「当センター」)は、クラウドファンディングを活用した研究費用等獲得のためREADYFORとの業務提携を国立研究開発法人として初めて締結しました。また本日、締結後初のプロジェクト「うつ病の新しい治療法を届けたい:rTMSの研究で治療の選択肢拡大へ」を公開いたしました。

近年、研究に関わる予算は削減傾向にあり、必要な研究活動を推進していくためにも外部研究資金を獲得する必要性は年々高まっており、国立の研究機関もその例外ではありません。研究活動の有力な手段としてクラウドファンディングの活用が拡がっています。特に医療系の研究活動においては、研究費の獲得と同時に研究意義や成果を社会に伝える「アウトリーチ」につながることから、医療研究者のクラウドファンディングプロジェクト数は3年前と比較して約13倍となっています(※1)。
※当社での医療系研究関連プロジェクトに関して、2021年1月~12月の公開件数を2018年1月~12月の公開件数と比較(READYFOR調べ)。

2020年1月に日本で新型コロナウイルスの感染者が確認されてから新型コロナウイルスは変異と流行を繰り返し、感染拡大の影響により日本国内でうつ病・うつ状態の人の割合が2倍以上に増加したことが、経済協力開発機構(OECD)のメンタルヘルス(心の健康)に関する国際調査で報告されています。日本のデータでは、うつ病やうつ状態の人の割合は新型コロナ流行以前は7.9%(2013年調査)でしたが、2020年には17.3%と2.2倍となっています。

このような背景から当センターはうつ病やうつ状態の患者さんに対し最先端の医療・研究に取り組んでいます。
精神診療部長・臨床心理部長 鬼頭伸輔はこれまでうつ病や双極性障害などの診療と研究を専門として、多くの患者さんと接してきました。患者さんに、より負担の少ない短い時間での治療、そしてできるだけ多くの医療機関に導入しやすい新しい治療法の研究を進めたいという思いのもと、本プロジェクト「うつ病の新しい治療法を届けたい:rTMSの研究で治療の選択肢拡大へ」を開始いたしました。この研究成果をもとに、治療法の承認のための申請、そしてさらなる検証も進め、うつ病とたたかう患者さんがrTMS療法を「どこに住んでいても」受けられ、治療期間も「今より短くなる」未来を目指します。

今後も、治療薬開発や研究を進めるため積極的にクラウドファンディングの活用を推進し、民間では困難な大規模・最先端の研究基盤を整備・共用することを通じて成果を社会に還元していくことを目指して参ります。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000241.000031325.html

15:10 | IT:一般
 

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