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2017/10/23

【AnyPay】ICOコンサルティング事業への参入、注目を集めるICOへの理解を深め正しく広める、専門家を招き「ICOカンファレンス」を開催!(Fintech関連)

| by:サイト管理者


 2017年10月5日(木)、AnyPayは、虎ノ門ヒルズフォーラムにおいて、投資家、ベンチャーキャピタル、ICO実施に興味のある企業の担当者を対象に「ICO Conference」を開催した。



 世界中でICO(Initial Coin Offering)による資金調達が増え、日本でも新たな資金調達方法として注目が集まる一方、その仕組みや注意すべき点など、ICOに関する情報や理解が十分とは言えない状況にある。今回の「ICO Conference」では、専門家を招き、ICOの概要・法的整理・今後実施されるICOの事業紹介や講演のほか、対談、パネルディスカッションが行われた。注目度の高いテーマとあって、入場を待つ長い行列ができた。



 冒頭に、木村 新司氏(AnyPay 代表取締役)が参加者へのお礼の言葉と共に挨拶。多くの来場者を前に、ビットコインへの期待の大きさと受け止めているとし、今回、750名の参加申込みがあったことを明かした。その上で、勢いのあるビットコインの取引が日本で多く行われていることに触れ、「ICOカンファレンス」で知識や知恵を共有し、盛り上げていきたいと語った。



【Session 1】講演「ICO概況、国内外の事例紹介」
 
 講演「ICO概況、国内外の事例紹介」では、山田 悠太郎氏(AnyPay ICO 事業推進担当)が登壇。ICO実施の具体的な流れやIPO、クラウドファンディングなどの資金調達方法との違いなど解説。具体的な事例の紹介のほか、今後の事業創造プロセスの変化や法規制の考え方について私見を披露した。



【Session 2】講演「ICOの法的整理」
 
 講演「ICOの法的整理」では、斎藤 創氏(創法律事務所 弁護士)が登壇。最初にICOでよく聞かれる質問の数々を紹介。その上で、日本法の適用関係や税務、海外の法律の最新状況に触れ、擁護と批判それぞれがあり混沌とする中、今後の日本の法規制を含めてICOを取巻く動向に注目していくとした。



【Session 3】対談 「仮想通貨の歴史、今後の展望」

 対談「仮想通貨の歴史、今後の展望」では、加納 裕三氏(bitFlyer 代表取締役)と木村氏が登壇。なぜ仮想通貨の世界に飛び込んだのか、マウントゴックス事件から現在に至るまでの環境変化と仮想通貨の価値(技術に裏付けられた第三者による信任)、取引所の運営およびユニバーサルサービス、グローバルカンパニーの推進と横展開、ブロックチェーンでなくてはできないような新しいサービスへの取組みなど、加納氏の考えや戦略が披露された。



【Session 4】パネル「ICOについて考える。ICOが今、注目される理由」

 パネル「ICOについて考える。ICOが今、注目される理由」では、パネリストとして、國光 宏尚氏(gumi 代表取締役)、小川 晃平氏(VALU 代表取締役)、佐藤 航陽氏(メタップス 代表取締役)が登壇、木村氏がモデレーターを務めた。

 パネルでは、人の価値や、人の時間を売買するといった、各社が手がける新しいサービの特徴と共に、それぞれが目指す世界観や価値のあり方について意見が述べられた。



【Session 5】講演「ICO コンサルティング事業の紹介・展望」

 講演「ICOコンサルティング事業の紹介・展望」では、木村氏が登壇。AnyPayとして、ICOコンサルティング事業を始める背景と目的、ICO普及の大きな課題とそれに対するアプローチを披露。理解を正しく広め、良いサービスを世界中に広げ、世の中のお金の流れを変え、個人へのパワーシフトをサポートしたいと語った。そして、AnyPayが提供するICO実施までの流れと社内外のプロ集団で構築した体制の説明のほか、シンガポールの仮想通貨関連企業ANGO社との協業の内容、ICO実施が決定した2社を含め、国内外における議論中の案件について見通しを示した。



【Session 6】プレゼンテーション「今後実施のICO事業紹介」

 最後に、AnyPayがコンサルティングを手掛け、今後ICOを実施する企業2社のプレゼンテーションが行われた。

【bread:仮想通貨ウォレットアプリの開発・運用(Breadwinner AG)】・・・Adam Traidman氏(bread, Co-founder and CEO)が登壇。同社は、数十万人以上のユーザーを抱え、"世界の分散型銀行"を目指すシリコンバレー急成長ベンチャー。

【drivezy:自動車・二輪車のシェアリングプラットフォームを提供(Drivezy Inc.)】・・・Ashwarya Singh氏(Drivezy, CEO)が登壇。同社は、インドで数十万ユーザーが利用する、IoT技術を強みとしたカーシェアリングサービス運営企業。



 閉会の挨拶は、木村氏が登壇。お礼の言葉と共に当日のセッションを振り返り、いろいろな発展をしていく中、このようなチャンスはなかなか無いとし、日本が再び「黄金の国ジパング」になれるように盛り上げていきたいと語り、締めくくった。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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