(2011/11/25)
2011年度第2四半期報告書を掲載いたしました。
http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/yukashoken_hokokusho.html#2011
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、東日本大震災の影響による落ち込みから、サプライチェーンの復旧などにともない持ち直しの動きが見られるものの、欧州債務問題の深刻化をはじめとする世界経済の減速化を背景に急激な円高が進行し、不透明感が強まる展開となりました。
金融情勢においては、為替市場で主要通貨に対する円高進行が加速し、長期金利については、東日本大震災の影響による国内景気の悪化観測や、世界的な景気減速感から利回りが一段と低下する展開となりました。
このような環境下におきましても、当社グループの中核を成すソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行はいずれも高い健全性を維持しながら、独自性のある販売チャネルを通じて堅調に業容を拡大してまいりました。
また、当社グループは、引続きお客さまに最も信頼される金融グループを目指し、健全な財務基盤を維持しつつ、お客さま一人ひとりに付加価値の高い商品と質の高いサービスを提供すべく、商品・サービスの強化・拡充、内部管理態勢の一層の充実など、さまざまな取組みを行ってまいりました。
その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間(平成23年4月1日~平成23年9月30日)の業績は次のとおりとなりました。
経常収益は、すべての事業において増加し、前年同期比2.8%増の5,099億円となりました。経常利益は、生命保険事業で減少、損害保険事業および銀行事業で増加した結果、前年同期比40.2%減の308億円となりました。経常利益に特別損益、契約者配当準備金戻入額、法人税等合計を加減した中間純利益は前年同期比44.4%減の163億円となりました。