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2016/06/20

【FinTech協会】どうしたら日本のFinTech企業は海外FinTech企業を超えることができるか、「第9回 Fintech Meetup」開催!

| by:サイト管理者

 2016年6月16日(木)、一般社団法人FinTech協会は、アサツーディ・ケイ(虎ノ門ヒルズ森タワー)において、Fintech業界やFintechに興味を持つ参加者向けに第9回 Fintech Meetup」を開催(定員:180名)した。



 会場には料理や飲み物が用意され、訪れた参加者は開始までの時間を談話しながら過ごす。司会は、FinTech協会 代表理事 工藤 博樹氏(メリービズ CEO/Founder)、同協会 理事 ナタリー志織フレミング氏(ペイオニア・ジャパン 代表取締役)が務めた。



 冒頭の挨拶には、今回、会場スポンサーを務めた アサツーディ・ケイ ストラテジック・プランニング本部長 森永 賢治 氏が登壇。同社におけるFintechへの取り組みとして、さかのぼること17年前に金融プロジェクトを発足(1999年)して以来、『「お金と心理」の正体』発刊(2014年10月)、Fintechプロジェクト発足(2015年1月)、GMS Fintechフォーラム2015特別協賛(2015年7月)、2016年1月 宣伝会議「Fintech誌面対談」参加(2016年1月)、モーニングスターと開発した確定拠出年金(企業型DC)ロボ・アドバイザーを同社社員に向けて提供を開始(2016年6月)したことなどについて紹介。280社の金融関連クライアントを持つ ADK 金融&ITカテゴリーチームでは、国内外のFintechサービスを”生活者の視点”で分析し、Fintechにおけるコミュニケーション施策を支援しているという。




 続いて、キーノートスピーチ「WHY JAPANESE FIRMS GET RIPPED OFF BY FINTECH STARTUPS」では、Tim Romero氏(Serial entrepreneur and Host of the Disrupting Japan podcastが登壇。日本在住25年にわたる職歴を紹介した後、大企業とスタートアップにおける取り組みの失敗事例についてフィクションに例えて解説。大企業がスタートアップに求めることやオープンイノベーションストラテジーの理想と本音について言及。大企業の中でターゲットセクターが定まらず課題も明確で無いようなケースで、候補として挙がった数あるスタートアップの中から最適な提携先を選ぶ際の大企業とスタートアップそれぞれの立場からそのプロセスや評価方法の違い、期待と実態の乖離について触れつつ、パートナーシップを組む上での明確な目的や課題定義の重要性について指摘した。



 自民党IT戦略特命委員 伊藤 ようすけ氏がゲストとして挨拶。伊藤氏は、自民党が参議院通常選挙公認候補をインターネット投票で決める「オープンエントリー」プロジェクト2016で最多得票数を獲得した作家でもある。



 その後、会場の時間が許す限り、登壇者と参加者による意見交換や名刺交換など積極的なネットワーキングが続いた。



 2014年10月から始まったFintech Meetup運営事務局が母体となり、2015年9月24日に設立されたFinTech協会。オープンイノベーションの促進とFintech市場の活性化、国際金融における日本のプレゼンス向上に貢献に向けた同協会の今後の取り組みに注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




08:28 | 写真:金融・IT業界向け




 

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