2021年12月23日(木)、山形県はジョージ・ヤマガタ氏 Presents オンラインセミナーの最終回(第29回)として、ジョージ・ヤマガタオンラインセミナー期末閉店大セール(最終回)「「ポスト」ポストコロナ・パラダイム」を開催した。
セミナーの集大成として、これまでのセミナーを振り返りつつ、ジョージ・ヤマガタ氏より新しい時代に向けたメッセージが送られ、最終回を締めくくった。
進行役の平塚 達郎さん(山形県 産業労働部中小企業・創業支援課)の紹介の元、冒頭にジョージ・ヤマガタ氏が初めてバーチャルの世界から抜け出してサンタのコスチュームで登場。
ジョージ・ヤマガタ氏があらためて簡単な自己紹介やジョージ・ヤマガタというVtuber誕生の背景などを語った後、セミナーを含めた一連の取組みに関するスタート当初の関係者の想いやメッセージが順に紹介された。
コロナ禍の中、山形県に生まれたジョージ・ヤマガタ氏は最後のメッセージとして、ウイズコロナの世界がだいぶ明らかになり、ポストコロナもAIを含めたDX、スマートシティー、EV、自動運転、キャッシュレスなども含め、その姿はおぼろげながら見えてきているとしつつも、今見えつつあるポストコロナの社会は人間が高度な機械に使われ、快適で便利で豊かな生活を送らされる社会に見えるとの見解を述べた。技術や道具は時代と共に移ろいゆき、例えば30年前にこの世にスマホはなく、当時の人々が電車やバスの乗客ほぼ全員が猫背で薄い金属板をいじる現代の姿を見たら驚くだろうと語り、2022年が真にクリエイティブな時代の始まりになるとすれば、この世からスマホとPCが全て消え去った世界をイメージし、知的なボイド空間を存分に楽しむことから始めてみてはどうかとも提案した。目の前の社会課題の解決に対し、ポストコロナ社会で言われるキーワードは必須でその取組は必要だが、その上で、年末年始の静かな時間の中でポストコロナの次の時代、まだ誰も議論も想像もしていない「ポスト」ポストコロナ・パラダイムについて思いを馳せることも悪いことではないだろうと述べて挨拶を締めくくった。
その後、会場では過去の登壇者や参加者が一連のセミナーに対する感想についてコメントし、エンディングを飾るミュージックビデオ「ボンバーべの歌」が流れて29回にわたるセミナーに終止符をうった。
ご参考まで、一連のセミナー映像は山形県の公式YouTube「やまがたChannel」、および、ジョージ・ヤマガタ氏PresentsオンラインセミナーのWebサイトで視聴が可能となっているので、ぜひ視聴されたい。