2013年6月6日（木）～7日（金）の2日間、ビジネスソリューションを提供するITサービス企業であり、ICT（Information and Communication Technology＝情報通信技術）サービスの提供や情報システム構築を行うシステムインテグレーターでもある日本ユニシスグループは、東京・赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテル東京において、 グループの総合イベント「BITS2013」を開催しました。
「Vision in Action “つなぐ力”でビジネスを変える。」
「ICTでお客様のビジョンを実行につなげる」、「ICTの“つなぐ力”でビジネスを変える」がコンセプトの「BITS2013」は、日本ユニシスグループの取組の成果と進化が数多くの事例を交えて来場者に紹介される、年に一度のグループ最大のイベントです。
「BITS2013」には、関東・甲信越・東北地方などの取引先関係者を中心に、2,000名を優に超える事前の参加登録があったといい、日本ユニシス代表取締役社長 黒川 茂 氏の開演挨拶や、基調講演（寺島 実郎 氏）が行われた初日のメイン会場も1,000名超える来場者で満員となりました。
（2日間の延べ参加人数は昨年を上回る2,331名とのことです。）
午後1時30分、開演の挨拶に立った黒川代表取締役社長は謝辞の後、グループの事業概況、中期経営計画の基本方針、事業トピックス、新たな取組などの説明を行いました。
【基調講演】「世界の構造変化と日本創生への基軸」寺島 実郎 氏
開演挨拶の後、日本総合研究所 理事長、多摩大学 学長など数々の重職を兼任、知米派の論客として著作の上梓、TV出演（TV朝日・報道ステーション/ゲストコメンテーター等）などで活躍中の寺島 実郎 氏による基調講演が行われ、グローバルな構造変化が続く中で、日本創生のために今何が必要とされているのか、氏の独自の理論と考察が来場者に披露されました。
また、2日目は、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授の川村 亨夫 氏が「アジア情勢の変化と日米関係」をテーマに特別講演を行いました。
「BITS2013」ではこうした基調/特別講演のほか、6つの会場で「最適なICTの追求と提供」、「スマートな社会を拓く日本ユニシスの挑戦“最前線”」など様々なテーマのセミナーが、2日間合計でおよそ40セッション行なわれ、グループが取り組む様々な事例が紹介されています。（セミナースケジュール）
展示コーナーは、顧客の戦略に最もふさわしいICTを“目利き”する「ICT最適化」、業種・業態の垣根を越えて新たなビジネスを共に創る「ビジネス共創」、インフラコーディネータとしてICTと社会をつなぐ「社会インフラ」と各ゾーンで構成され、会場に２ヶ所ある「BITS LIVEステージ」では様々なソリューションやサービスのデモンストレーションが行われて、終日多くの来場者で賑わいを見せました。
また、初日のすべてのセッション終了後は、ユニシス研究会の会員企業によるレセプションを兼ねた情報交換会が行われました。
前身のイベントが「BITS」に名称変更しておよそ10年、日本ユニシスグループはこうした取組を通じてクライアント企業とパートナーとしての深い絆を築きつつ、新たなビジネス領域への挑戦を続けています。
なお、一大イベントである「BITS2013」のほか、日本ユニシスグループは全国各地で「支社店地域でのBITS」も開催しており、昨年度も北海道、東北、関西など８ヵ所で開催、詳細はまだ未定ながら地域展開は今年度も行う予定とのことです。
（取材・撮影・記事・編集/制作： 柴田 潔）
