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2015/01/15

【野村證券】ノムラ個人投資家サーベイ(2015年1月)~『ノムラ個人市場観指数』は 56.6 と前月比 27.4 ポイント上昇

| by:ウェブ管理者
1. 調査の要約
(1)『ノムラ個人市場観指数』は 56.6 と前月比 27.4 ポイント上昇
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は 56.6 と前回 12 月調査の29.2 から 27.4 ポイント上昇した。調査時の日経平均株価(15 年 1 月 5 日終値)は 17,408.71円と前回調査時(14 年 12 月 1 日終値: 17,590.10 円)を 181.39 円下回ったが、今後株価が上昇すると予想する回答者が大幅に増えた。

(2)「国際情勢」の注目度が大幅に上昇
今後 3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国際情勢」の注目度が一位となった。前月比では 23.4%ポイントの大幅上昇である。原油価格の急落や、ギリシャ国会が 12 月 29 日に次期大統領の選出に失敗し、ユーロが下落したことなどが影響したと見られる。一方、「国内政治情勢」は前月比低下幅が 25.2%ポイントと全体の中で最も大きかった。

(3) 「自動車」の注目度が一位、「金融」の注目度が急低下
今後 3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いた DI を見ると、前月に続き「自動車」が一位となった。円安傾向の長期化が予想される中で、輸出業種への注目が高まったと見られる。前月四位だった「金融」は、全業種中で前月比低下幅が最大となり、6.3 ポイント低下した結果、順位は七位へ後退した。DI も 12 年 10 月調査以来の水準へと低下した。前月比上昇幅が全業種中最も大きかったのは「資本財・その他」で、5.0 ポイント上昇し、順位は二位へ上昇した。

(4) 円安ドル高見通しが増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円安ドル高を見込む回答比率の合計は 59.8%と前月の 54.2%から 5.6%ポイント上昇した。内訳をみると、「5 円程度」の円安ドル高を見込む選択肢についての回答比率が前月比で+2.1%ポイントと、上昇幅が最大であった。「10 円程度円安ドル高」と「10 円以上円安ドル高」はそれぞれ 1.7%ポイントと 1.8%ポイントの上昇となった。「10 円程度円高ドル安」は前月比-6.5%ポイントと大きく低下した。円安ドル高を予想する個人投資家が増えた。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20150115/20150115.pdf

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