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2011/07/01

【日本ユニシス】融資稟議支援システムを西武信用金庫で稼働開始

| by:ウェブ管理者

(2011/07/01)
融資稟議支援システムを西武信用金庫で稼働開始
~事務効率化と事務リスク低減により、さらなる顧客サービスの充実と営業力強化を実現~
http://www.unisys.co.jp/news/nr_110701_sbi21.html


日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、日本ユニシスが運営する「信金共同利用型アウトソーシングセンター(SBOC東京(注1))」に加盟している西武信用金庫(本店:東京都中野区、理事長:落合 寛司氏)向けに『融資稟議支援システム』を構築し、試行店での本番稼働を経てこのたび全店で本番稼働しました。


本システムは、勘定系システムの口座情報や顧客情報とのリアル連携を行い、そして情報系基盤で稼働させることにより、不動産担保情報、財務情報、格付自己査定情報などの各サブシステムとのデータ連携も実現しております。そのため取引先の与信状況が統合的に把握でき、与信判断の効率化・迅速化や与信先へのアドバイス強化といった観点で、さらなる顧客サービスの充実と営業力強化に効果を発揮します。


『融資稟議支援システム』の主な特徴は以下のとおりです。


1、事務省力化・効率化


・稟議書/付属資料作成の迅速化
勘定系システムのリアル連携及び各サブシステムとのデータ連携により、稟議書/付属資料にかかるオペレーションが最小化され、帳票作成における事務作業の効率化を実現し、新たな営業活動時間の増加を実現します。


・電子回覧/電子決裁の実施
稟議書を帳票イメージで画面表示しながら、個々の詳細情報画面を同時確認することで、電子回覧/電子決裁機能との相乗効果により決裁期間の短縮を実現します。


・文書の電子化
文書の電子化により、過去に作成された文書を検索し、再利用することで事務作業の効率化を実現します。また定型文書保存機能にて、付属資料の追加/様式変更にも柔軟な対応が可能です。


・融資稟議業務における離席率の極小化
1台のPCで一連の融資稟議業務にかかる作業を完結するため、勘定系端末とPC端末など複数端末での作業を行う必要がなくなり、離席率の極小化を実現します。


2、リスクマネジメント強化


・審査ノウハウの見える化
審査ポイントの標準化、審査目線の統一により、審査レベルを底上げします。


・期日管理強化
期日管理機能により人的管理負荷を飛躍的に軽減することで、管理レベルの高度化を図ります。


・決裁権限の自動判定
システムにて決裁権限を自動判定することで、人的負荷を軽減しオペレーショナルリスクの極小化を実現します。


・進捗管理強化
回覧中(申請中)案件の決裁状況を把握することで、透明性を図り事務リスクの極小化を実現します。


・条件履行管理強化
事後処理条件、実行前条件をシステムで履行管理します。また勘定系システムと連携すべき実行前条件については、勘定系システムと機能を結合し履行管理を実現します。


3、情報の活用強化


・各システムとのデータ連携
勘定系システムにおける口座情報や顧客情報、不動産担保情報/財務情報/格付自己査定情報などの各サブシステムとのデータ連携を実現し、稟議書/付属資料などの各種情報に有効活用します。


・案件情報/交渉履歴の共有利用
融資案件情報、交渉履歴、内入情報などを一元管理し金庫内で共有することで、顧客情報管理の向上を実現します。


日本ユニシスは、信用金庫における勘定系システムを中心としたシステム構築実績と、アウトソーシング・サービス提供による業務ノウハウを活用し、信用金庫業界向けに勘定系・国際系・資金証券系および各種情報系システムを積極的に提案しています。今後も日本ユニシスは、信用金庫経営に貢献するシステムの提供をさらに拡大していきます。


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