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2013/10/17

【野村総研】サムスン生命保険と金融分野で研究交流を開始~「東アジアにおける高齢化時代の金融サービス」がテーマ~

| by:ウェブ管理者
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、韓国最大手の生命保険会社であるサムスン生命保険株式会社(本社:ソウル市、CEO:Keun-Hee Park(パク グンヒ)、以下「サムスン生命」)との間で、共同研究などを含む研究交流を行う覚書を8月に締結しました。研究のテーマは、「日本や韓国など東アジア諸国の高齢化にともなう金融サービスの変革の方向性について」であり、半年に1回程度の研究交流会を、日本と韓国で交互に開催する予定です。第1回の研究交流会は、10月16日に東京で開催します。研究内容や成果については、今後随時、公開していく予定です。

東アジアでは、日本を先頭に韓国、中国においても、少子高齢化が進行しています。国連の人口推計によると、65歳以上の高齢化比率は、韓国では2015年には13%、2030年には23%と推測されています。中国でも、2015年9%、2030年には16%と、どちらも上昇傾向にあります。このため、年金、医療、介護、福祉など社会保障制度の整備・改革や、個人の退職準備、医療・介護などへの備え、退職後の資産運用、相続対策などに関わる金融サービスの拡充が急務です。

高齢化が進む韓国では、「引退研究所」を設立し、退職や老後をテーマとする調査・研究を行う企業が増えています。サムスン生命は、2011年に引退研究所を韓国で最初に設立し、高齢化社会に備えた資産運用の在り方などの調査研究に加え、韓国内での啓蒙活動や政府の高齢化政策への政策提言も行っています。一方NRIは、日本のみならず、韓国や中国の金融機関に対して、生活者1万人調査を始めとする各種調査研究の成果を踏まえたコンサルティング、ITソリューションサービスを提供し、高齢化時代の金融サービスの課題や対応方向についての知見を培ってきました。今般、サムスン生命と研究交流を行うことで、NRIは、日本や韓国、中国など東アジアの金融サービス業の発展の一助としていきたいと考えています。

第1回研究交流会のテーマは、以下のとおりです。
日本と韓国の高齢化社会像(現在~将来)
高齢化時代の金融サービスの現状と課題(退職~相続)
今後の高齢化時代に向けた金融サービスの在り方


原文はこちら
http://www.nri.com/ja-JP/jp/info/2013/131016.aspx

16:04 | IT:一般
 

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