【マネーパートナーズグループ】平成25年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
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このような状況の中、当社グループは、外国為替証拠金取引サービスにおいて、変動率の低下や相場の方向感の見え難さから取引が低調となっている米ドル/円の取引高減少を補うため、ユーロ/円、豪ドル/円等の通貨ペアのスプレッドを縮小したほか、口座開設や取引促進のための各種キャンペーンの実施や顧客向けセミナーの一層の充実等により顧客取引の維持・拡大を図りました。
また、顧客取引システムの面においては、スマートフォンに対応した取引ツールである「HyperSpeed Touch」のバージョンアップを実施し、更なる顧客利便性の向上を図りました。この他、当社グループのユニークなサービスである成田国際空港で外貨紙幣を受け取ることができる「外貨両替・受取サービス」の利用者の増加を受けて、平成24年7月から新たに関西国際空港でのサービスを開始するなど、同業他社とのサービスの差別化を図ってまいりました。
更に、内部取引システムの面においては、スプレッド縮小等により低下傾向にある取引高当たり収益率の改善のため、平成24年8月に約定取引系システムの刷新を行い、収益率改善のためのチューニングに着手しました。
これらの結果、外国為替相場の変動率低下等の外部環境の悪化にもかかわらず、当第2四半期連結累計期間の外
国為替取引高は5,097億通貨単位(前年同四半期比2.8%増)となりました。また、当第2四半期連結会計期間末の顧客口座数は203,125口座(前年同四半期末比27,485口座増)、顧客預り証拠金は42,796百万円(同14.0%増)、
有価証券による預り資産額は1,970百万円(同94.1%増)となりました。
また、当第2四半期連結累計期間の営業収益は、スプレッドの縮小や外国為替相場の変動率低下に伴うカバー効
率の低下等により取引高当たり収益率が大幅に低下した結果2,817百万円(前年同四半期比28.6%減)となり、これに伴い営業損失は91百万円(前年同四半期は営業利益179百万円)、経常損失は112百万円(前年同四半期は経常利益166百万円)、四半期純損失は151百万円(前年同四半期は四半期純利益136百万円)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、約定取引系システムの刷新に伴いソフトウエアをはじめとする固定資産の除却を実施し、96百万円の固定資産除却損を計上しております。
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