IBM Institute for Business Valueによる最新の調査では、多くの組織がいまだに女性の登用を正式なビジネス上の優先事項としておらず、世界中の職場で管理職のジェンダー格差が根強く残っていることが明らかとなり、変化を促すための指針が示されました。
「Women, Leadership, and the Priority Paradox(女性と管理職、優先事項をめぐるパラドックス)」と題するこのグローバルな調査は、IBMのInstitute for Business Value(IBV)とOxford Economicsが共同で、管理職でいまだに大きなジェンダー格差が見られる理由と、ジェンダー平等に向けた動きを促進するためにできることについて理解を深めることを目的とし、世界中のさまざまな業界の組織から参加した2,300人のエグゼクティブと担当者(男女同数)を対象に実施されました。この定性調査のほかにも、IBVは世界の6つの地域でエグゼクティブや担当者に対して1対1のインタビューを重ねてきました。