IBM X-Force研究開発チームは数年間にわたり、セキュリティー問題の追跡を継続しています。企業システムなどへの攻撃の方法や技術への変化に加えて、セキュリティー侵害全体の規模は、SQLインジェクションやクロスサイト・スクリプティングなどのすべての領域で著しく拡大しています。2013年には、複数の大規模なセキュリティー侵害が発生して、5億件を超える個人情報やクレジット・カード番号の漏えいなどが生じて、知的所有権の損失、顧客の信頼喪失、資本の喪失など、経済的な影響が拡大しています。*1
「IBM Security QRadar V7.2.2」は、パフォーマンスやスケーラビリティ機能の強化も実現しています。新規の「IBM System x」ベースのM4アプライアンスのサポートにより、Events Per Second(EPS:一秒あたりのイベント数)、Flow Per Minutes(FPM: 一秒あたりのフロー数)がこれまで以上に拡張可能となり、また、ストレージ容量が拡張されています。