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2014/11/10

【SCSK】SCSKは「USiZE」と日本IBMの「SoftLayer」との連携を開始し、ハイブリットクラウド戦略を強化

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下 SCSK)は、企業システムの最適なICT基盤として、SCSKのクラウド基盤サービス「USiZE(ユーサイズ)」と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、社長:マーティン・イェッター、以下 日本IBM)が提供するクラウドサービスである「SoftLayer(ソフトレイヤー)」との連携を開始し、ハイブリッドクラウド戦略を強化することを発表します。これにより、お客様のクラウドサービス利用における選択肢が広がり、新たなビジネス機会の獲得、イノベーションの促進、コスト削減が可能になります。また、ベアメタルサーバーの特長を生かしたHPC分野での協業を開始します。

1.背景
業務システムの基盤として、クラウドサービスを積極的かつ効果的に活用する企業が増える中で、システムの特性に合わせ、最適なクラウドサービスを組み合わせて利用するハイブリッドクラウドが、最も理想的な企業システムの形態という考え方が定着してきました。しかし、システム連携の複雑化や運用コストの高さなど課題も多く、ハイブリッドクラウド導入の障壁となっていました。「USiZE」は、ハイブリッドクラウド環境を前提とした設計思想に基づき開発されたクラウド基盤サービスであるため、これらの課題を解決する豊富な機能を持ち、国内外の多様なクラウドサービス基盤と連携することが可能です。

このたび、企業の業務システムにおいて多くの導入実績がある日本IBMのクラウドサービス「SoftLayer」との連携を新たに可能にし、「USiZE」のラインナップの拡充を図ります。「SoftLayer」の日本データセンター開設に合わせて、日本IBMとのパートナー関係を一層強化することで、ハイブリッドクラウドの利用を促進し、さらに幅広くお客様のシステム特性にあわせたICT基盤を提供します。

2.ハイブリッドクラウド戦略強化について
(1) ハイブリッドクラウドにおけるマネジメントサービスの強化
SCSKは、これまで多くのお客様に、「USiZE」を提供してまいりましたが、今後は「USiZE」と「SoftLayer」をはじめとしたパブリッククラウドサービスを組み合わせたハイブリッドクラウド環境の提供が増えていくものと考えています。このような、ハイブリッドクラウド環境では、最終利用者に提供すべきサービスレベルを管理するサービスマネジメントの構築が必要となるため、今後ハイブリッドクラウド運用サービスの提供を予定しています。

(2) ベアメタルサーバーの特長を生かしたHPC分野での協業を開始
SCSKは、オンプレミスでHPC分野での構築・運用サービスを行っていますが、日本国内での「SoftLayer」のサービス開始に伴い、ISV(Independent Software Vendor:独立系パッケージソフトウェア開発・販売会社)との協業を元に、クラウドサービス上でのHPCシステム構築、運用サービスの提供を開始する予定です。

3.エンドースメント
日本アイ・ビー・エム株式会社は、「USiZE」とIBMのクラウドサービス「SoftLayer」との連携と、HPC分野での協業開始を歓迎します。IBMの「SoftLayer」は、市場環境の変化に迅速かつ柔軟に対応でき、企業のお客様の関心が高いハイブリッドクラウドにも柔軟に対応できるクラウドサービスです。また、高いパフォーマンスやベアメタル(物理)サーバーの特長を生かすことにより、HPC分野での最適な稼働を支援します。IBMは今後とも、お客様のビジネス価値の向上に貢献する製品・サービスをお届けしてまいります。


原文はこちら
http://www.scsk.jp/news/2014/press/product/20141110.html

17:01 | IT:一般
 

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