当社(本社:東京都港区、代表取締役:北川 智也)は越境ECサイト「SBI Motor Japan」(https://sbimotor.com/)にて暗号資産決済の対応を開始したことをお知らせいたします。今回取扱いを開始する決済対応通貨はビットコイン及びXRPの2種類になります。越境ECサイトでのXRP対応は国内で初めてとなります。(当社調べ)当社のECサイトは、主要輸出先であるタンザニア、ケニア、ザンビアをはじめとしたアフリカ諸国、アイルランド、ケイマン諸島、バハマ、カリブ諸国などの世界各国の新興国に向けて中古自動車の情報を掲載しており年間で約5,000台を輸出しております。 世界銀行の2017年の調査によると、世界では17億人の成人が銀行口座を持っておらず、そのほとんどがアフリカ大陸などの新興国に集中しております。またシンガポールに拠点を置く交換所クーコインの調査によると、アフリカで2022年1月までの1年間にビットコインを含む仮想通貨の取引件数は約15倍、利用者数も25倍に急増しております。暗号資産送金はブロックチェーン(分散型台帳)を使っているため、たとえ銀行機能が停止しても、インターネットが稼働していれば交換所などの破綻の影響を受けずに利用を続けられる点も評価され従来の送金方法の代替手段として広がりつつあります。暗号資産での送金需要の拡大を見据え今後も決済対応通貨を増やしていく予定です。 なお、当社は暗号資産決済に際して、SBIグループの暗号資産交換業者であるSBI VCトレード株式会社を介して行いますが、同社は国際水準を前提としたマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策を推進しており、当社の取引先ほか関係者の適切な審査及びモニタリングを行っております。 「SBI Motor Japan」の暗号資産決済対応にとどまることなく、今後もさらにお客様のニーズに合ったきめ細かいサービスを展開して参ります。