会長、社長兼CEOのジニー・ロメッティは、次のように語っています。「当社は引き続き、より高い価値を提供する企業への変革について著しい進展を遂げています。2015年にクラウド、アナリティクス、モバイル、ソーシャル、セキュリティーといった重点事業分野は前年比26%増の290億ドルの収益を上げ、IBMの全収益の35%を占めるまでになっています。当社は既存のポートフォリオを強化する一方、Watson Health、Watson Internet of Things、ハイブリッド・クラウドなどの新たなビジネスに積極的な投資を行いました。コグニティブ・ソリューションの提供、およびクラウド・プラットフォーム企業への変革を続けている当社は、お客様に大きな価値を提供し、株主の皆様には資本を還元していきます。」
System zメインフレーム・サーバーによる収益は前年同期比16%増(為替変動の影響を調整した場合は21%増)となりました。当第4四半期のSystem zの総出荷量は、MIPS(millions of instructions per second)換算で28%増となりました。Power Systemsによる収益は前年同期比4%増(為替変動の影響を調整した場合は8%増)となりました。システム・ストレージの収益は前年同期比11%減(同7%減)でした。