「2030年の未来社会を創るイノベーション」がテーマ 人口減少や高齢化、財政破綻の不安、産業競争力の低下など、現在の延長線上で日本の未来を考えると、明るい姿を描くことは容易ではありません。では、2030年までの間に、世界はどのように変わっていくでしょうか。AI(人工知能)やIoT(Internet of Things)などのデジタル技術は、今後もさらに進展していくと考えられます。一方で、日本には独自の文化や長らく培われてきた優れた技術が数多くあります。これらを新たな技術と融合することで、地方の中小企業であってもグローバル化への活路を見いだす可能性が秘められています。さまざまな問題を抱え、その課題解決に臨んできた日本だからこそ、世界を変えるイノベーションを起こしうるのです。 これらのことを踏まえNRIでは、本コンテストを通じて、若者に逆境の中でも夢のある未来社会と、日本が持つ底力について考えてもらうため、今回のテーマを設定しました。