金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2013/11/29

【東京商品取引所】OTC市場運営のための新会社「JAPAN OTC EXCHANGE株式会社」をGINGA ENERGY JAPANと合弁で設立~先物市場と相互補完関係にあるOTC市場の活性化を目指す

| by:ウェブ管理者
 本日、株式会社東京商品取引所(東京都中央区・代表執行役社長 江崎格)と、GINGA ENERGY JAPAN株式会社(東京都港区・代表取締役社長 眞武伸行)は、OTC市場運営のための合弁会社「JAPAN OTC EXCHANGE株式会社」を設立いたしました。 
  株式会社東京商品取引所及びGINGA ENERGY JAPAN株式会社は、OTC市場の活性化に向けて取り組んでまいります。


【株式会社東京商品取引所 社長コメント】
当社が運営している先物市場とOTC市場は相互補完関係にあり、先物市場活性化のためには、活発なOTC市場が必要です。当社の既存上場商品、関連商品及び新規上場候補商品について、先物取引所である当社が、そのOTC市場の活性化に積極的に関与していくことは、先物市場活性化のためにも有益であると考えます。
また、現在、当社の子会社である株式会社日本商品清算機構(JCCH)においてOTC取引に対する清算サービス(OTCクリアリング)の提供を今年度中に開始する方向で準備を進めており、当社グループ全体としてOTC市場活性化に向けた取組みを進めていくことが、先物市場活性化、取引参加者の利便性の向上に繋がるものと考えております。
関係各位の皆様のご理解とご協力を賜り、OTC市場活性化に注力してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

【GINGA ENERGY JAPAN株式会社 社長コメント】
取引所における先物取引がマスセールスであるのに対し、OTC市場で取引される、デリバティブ取引は、オーダーメイド型のマーケットと言えると思います。コスト・時間をかけずに、当業者のニーズに合わせて、マーケットを開発していくことになります。
取引所においては、すべての参加者を満足させる取組みが出来るかどうかが問題となりますが、OTC市場のデリバティブ取引では、新規商品を開発してもコストは限られ、リスクを最小限に抑えられます。
  OTC市場で成功した暁には、その理由を分析し、条件が揃っていれば、取引所の先物に新規上場するといった手段が、最適であると考えています。
今後、この新会社に於いて、いろいろなデリバティブ商品を開発していきたいと思います。皆様のご期待に沿うよう、更なる努力をしていく所存でありますので、皆様のご支援のほど、よろしくお願い致します。


原文はこちら
http://www.tocom.or.jp/news/2013/20131129_joe.html

18:33 | 金融:行政・取引所・団体
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.