【トムソン・ロイター】SCSK株式会社の金融市場情報配信サービス事業を譲受~日本における証券会社リテール向けオンラインビジネスを強化
http://japan.thomsonreuters.com/wp-content/uploads/2013/06/MarketViewer_June26_2013.pdf
トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社(本社:東京都港区、以下トムソン・ロイター)は、SCSK株式会社(本社:東京都江東区、以下SCSK)より、2013年6月25日付で、トムソン・ロイターによるSCSKの金融市場情報配信サービス「MarketViewer(マーケットビューワー)」に関連する営業資産のトムソン・ロイターへの資産譲渡を完了いたしました。 これにより、トムソン・ロイターがSCSKの「MarketViewer」のサービス、顧客契約を引き継ぎ、トムソン・ロイターのナレッジダイレクト・サービスの一つとして新たなスタートを切ることとなります。
「MarketViewer」は、株価情報、企業・銘柄情報、決算情報、チャートなどをインターネット経由で、PC、携帯電話、またスマートフォン向けに提供しています。 証券会社や金融機関の営業担当者の営業活動をサポートするリアルタイムの金融情報サービスとして、またインターネット取引を行う個人投資家の皆様の投資判断に有用な情報配信サービスとしても幅広くご活用いただいています。
金融市場の拡大 と グローバル化の進展などにより、日本の個人投資家向け投資対象商品も拡充されていることから、包括的な金融市場のタイムリーな情報入手は、個人投資家の皆様 および 金融機関の営業担当者双方にとって益々重要になっています。
また、投資家層 や 取引形態の多様化、テクノロジーの発展などを背景として、インターネット専業証券会社(以下オンライン証券)による取引も拡大しています。 トムソン・ロイターでは、これまでもオンライン証券向けサービスの推進に取り組んで参りましたが、この度の資産譲受によりトムソン・ロイターの日本におけるオンライン証券向けビジネスの顧客基盤が拡大し、更にビジネスの強化を図ることとなります。
現在「MarketViewer」を利用されている既存ユーザーの皆様にとっては、親しみ慣れた「MarketViewer」のユーザーインターフェースやリアルタイム機能などをそのままに、それをベースとして世界最大級の国際的な通信社である「ロイター」の国内外の市況ニュースや、ますます多様化する個人投資家のニーズに対応できる国内外のユニークで豊富なコンテンツ、また 営業担当者の営業活動をサポートするコンサルティング営業ツールなどを付加していくことができることになるなど、トムソン・ロイターは「MarketViewer」を拡張性の高いサービスに進化させ、様々なメリットを提供して参ります。
トムソン・ロイターは、市場参加者皆様のニーズに即したサービスに注力し、付加価値の高いコンテンツ・情報の提供と、洗練されたテクノロジーによる利便性の向上に取り組んで参ります。