2019年10月18日(金)、一般社団法人第二地方銀行協会は、加盟銀行向けに 第3回 SARBLAB Meetup「オープンAPI、eKYC」を東京・半蔵門駅近くの第二地方銀行協会の大会議室で開催した。
SARBLAB(Second Association of Regional Banks Laboratory)は、第二地方銀行協会が運営する地方銀行のデジタル化とスタートアップとのオープンイノベーションをサポートするプラットフォームで、この日のテーマは「オープンAPI、eKYC」で、加盟銀行27行などの46名が参加した。
榎本 清人氏(一般社団法人第二地方銀行協会 イノベーション推進室(SARBLABオフィス)副部長)の進行により、eKYC関連企業説明の1社目には、「eKYCソリューションについて」と題して佐藤 精基氏(大日本印刷 情報イノベーション事業部 C&Iセンターフィナンシャルプラットフォーム本部 第2サービス企画開発部 部長)と、石橋 正教氏(同社 情報イノベーション事業部 C&Iセンター セキュリティソリューション本部 システム企画開発部 部長)が登壇して、ソリューションの概要や特徴を紹介した。
2社目は平田 三貴氏(共同印刷 ビジネスメディア事業部 営業企画部)が登壇。eKYCに対応した口座開設Webアプリについて紹介。また、3社目は千葉 孝浩氏(TRUSTDOCK 代表取締役 CEO)が、eKYC身分証カメラ「TRUSTDOCK」の機能などをPRした。
4社目は、松山 次郎氏(ポラリファイ 開発部長)が、生体認証を使ったオンライン本人確認ソリューションを紹介。最後に、保科 秀之氏(Liquid 最高営業責任者)が、生体認証クラウドで培った高い精度の画像照合率でオンラインで本人確認を完結する「LIQUID eKYC」の概要についてプレゼンを行った。
全社のプレゼンテーション終了後は個別説明会へ移行し、各プレゼン企業毎のテーブルで参加者に対してより詳細な説明が行われた。
この日はこれ以外に「オープンAPIを巡る動向等について」と題した協会説明、パネルディスカッション、グループ毎の情報交換なども行われた。第二地方銀行協会は地域経済の活性化、地方創生を実現するため、今後も地方銀行とスタートアップとのコラボレーションの促進に注力していきたい意向だ。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )