Malayan Banking Berhadは、2014年5月1日からの1年間について、発行限度額50億米ドル(約5,000億円)とするプログラム情報を登録しています。今回が同プログラムに基づく初回の個別債券の上場となります。当債券の主幹事証券会社はCredit Agricole Corporate and Investment Bank及びMaybank Kim Eng Securities Pte.Ltd.です。2014年5月22日に払込が完了し、同月23日に上場する予定です。なお、当債券の発行条件の詳細は、TOKYO PRO-BOND Market のウェブサイトに掲載されている特定証券情報(補完)(http://www.tse.or.jp/rules/probond/publication-company/latest-publication.html)をご覧ください。
TOKYO PRO-BOND Marketについて
TOKYO PRO-BOND Marketは、2008年の金融商品取引法改正で導入された「プロ向け市場制度」に基づき、2012年3月に新設されたプロ投資家向け債券市場です。海外市場で一般的な社債発行形態であるプログラム上場や英文のみでの情報開示を導入しております。プログラム上場とは、資金調達を予定している発行体が、起債可能枠、基礎的な情報や財務情報をTOKYO PRO-BOND Marketにプログラム情報として事前に登録し、その後、起債予定額の範囲内で随時債券を発行することができる仕組みです。開示書類の簡素化による起債手続きの効率化や、プログラム情報や個別債券の上場適格性要件を格付けの取得及び当取引所が定める主幹事証券会社の確保という簡易な形式要件で充足させるなど、自由度の高い制度を採用しています。2014年5月16日現在、8件のプログラム上場実績があります。