金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2021/03/25

【NTTデータ経営研究所】「デジタルリーダーの志向性調査」デジタルリーダーの約半数が1年以内の転職を検討~DX推進のリーダーとなる人材確保には、優秀な組織と知的好奇心を刺激するミッションが鍵に~

| by:ウェブ管理者
 株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳 圭一郎、以下 当社) は、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本良江)が提供する「NTTコム リサーチ」登録モニターを対象に「デジタルリーダーの志向性調査」(以下、本調査)を実施しました。

 新型コロナウイルスの影響による生活様式の変化により、企業におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の重要性はますます高まっています。しかし、さまざまな調査・リポートで述べられているように、人材不足によってDXを推進できていない企業が見受けられます。当社では、2019年9月にデジタル技術に秀でた『デジタルエンジニア』を対象に意識調査(注1)をしたところ、上司・リーダーを重要視することがわかりました。そのため、今回はデジタルエンジニアを率いてDXを推進する人材を『デジタルリーダー』と定義して、これに該当する人材を対象に意識調査を行いました。

 調査の結果、デジタルリーダーはデジタルエンジニア以上にマーケットにおいて少数、かつ、転職志向が強く、企業が必要な人材を確保することが難しいことが明らかになりました。また、デジタルリーダーの志向性として、デジタルエンジニアと同様にスキルアップを重視するという傾向がみられた一方で、異なる点も明らかになりました。デジタルリーダーは、自身の専門領域に関わらず、さまざまな分野での経験を求めており、かつ、周囲と協調しながら自分を高めていきたい、という考えを持っています。本志向性を踏まえると、企業がデジタルリーダーを確保するためには、優秀な人材が集まったチームやプロジェクトへの配属に加え、チャレンジングなミッションを与え、デジタルリーダーの知的好奇心を刺激し続けることが重要となります。

 DXにおいて、デジタルリーダー/デジタルエンジニアいずれも必要な人材ですが、両者は異なる志向性を持っています。企業として、自社に必要な人材とその志向性を理解し、最適な環境を提供することが、人材の充足につながり、ひいてはDXの推進につながると考えられます。


原文はこちら
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/210325.html

15:07 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.