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2014/08/08

【日本IBM】災害対策クラウドで資産を持たず短期・低コストで事業継続を実装

| by:ウェブ管理者
日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、短期かつ低コストで事業継続を支援する災害対策向けクラウド・サービス「IBM® BCRS Cloud Virtualized Server Recovery (VSR)」の機能を拡充し、よりお客様の環境に適合した価格体系で、本年9月末日より提供します。

事業継続への関心が高まる一方で、その対策には機器や人員の追加によるコスト負担が必要であり、システム担当部門の中では、負担を抑制しながら優れた災害対策を短期に構築したいという要望が多くあります。会計、経理、調達などERPを活用した堅牢性が求められる基幹業務システムでは、サーバーの2重化および2センター化などの災害対策が一般的でしたが、自社で資産を持つ必要がなく、短期かつ低コストでデータ保全から切替テストまでを備えた高度な災害対策を実現するクラウド・サービスに大きな期待が高まっていました。

「IBM BCRS Cloud Virtualized Server Recovery(VSR)」は、災害対策向けクラウド・サービスで、お客様のプラットフォームを意識することなく、管理ポータルから、複数のプラットフォームに対して同一手順での対応が可能です。x86サーバーに加え、基幹システムに多数採用されているIBM Power Systemsにも対応したことで、基幹業務におけるクラウド活用を実現します。

事業継続に必要となるデータ複製、切替え、切り戻し、切替テストなどはすべて標準化された実績のあるサービスとして提供するため、お客様は安心して利用できます。また、IBMのセンターに事前に準備したシステム環境を利用するため、お客様はネットワークに接続するだけでサービスを利用でき、短期に災害対策を実装することができます。さらに、クラウド・サービスのため、資産の追加調達の負担や要員育成の必要がなく、ニーズに応じて柔軟に必要な対象サーバー分サービスを選択・追加できます。
今回、価格体系を見直し、従来のパターンによる価格の設定ではなく、基本構成に対し必要なCPU、メモリーを追加できる設定になりました。これによりお客様のシステムに適応したより柔軟な選択が可能となり、クラウドへの大きな期待の一つであるコスト最適化が実現され、大規模構成の場合には、約15%のコスト削減が見込まれます。

サービスを利用する際には、お客様の既存のシステム環境をIBMのセンターにて自動複製し、障害発生時には災害対策用の仮想環境に短時間で切り替えることで、事業継続を可能にします。これにより、災害対策環境を自社で個別に構築する場合と比べ、平均して約20%のコスト削減が見込まれます。

料金は、資源を被災時に割り当てるため経済的な価格の「シルバー」と、資源を事前に確保するため迅速な回復に対応する「ゴールド」の2種類があります。「シルバー」を利用した場合、月額費用(税別)は、27,000円からです(標準構成の場合)。

なお、本年9月30日までに契約した場合、通常1システムあたり標準25ギガバイトのストレージを、100ギガバイトまで同一価格で提供するキャンペーンを行っています。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/08/0802.html

15:02 | IT:一般
 

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