金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2019/12/24

【GMOインターネットグループ】日本円と連動したステーブルコイン(円ペッグ通貨)「GMO Japanese YEN(GYEN)」、2020年上半期提供開始に向けてブロックチェーンの内部実証実験を開始

| by:ウェブ管理者
 GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、2020年上半期の提供開始に向け準備を進めている日本円と連動したステーブルコイン「GMO Japanese YEN(ティッカーシンボル:GYEN 以下、GYEN)」について、土台となるブロックチェーンの内部実証実験を開始いたしました。

 GMOインターネットは、グループの海外戦略における統一ブランド(グローバル・ブランド)「Z.com」を通じた2020年上半期中の「GYEN」の提供開始に向けて開発を推し進めています。この度、「GYEN」の土台となるブロックチェーンの開発が完了したことを受け、次のフェーズとして内部における実証実験を行う運びとなりました。関連法規を遵守するステーブルコインとして、海外で「GYEN」の提供を開始する予定です。

 GMOインターネットは、「GYEN」を通じて仮想通貨のボーダレスな取引や、フィンテック分野におけるブロックチェーン技術の活用支援を目指します。

----------------------------------------------------------------
【ステーブルコイン発行の背景】
----------------------------------------------------------------
 仮想通貨の流通性を高め普及・発展させるためには、送金・決済の際にリスクとなる価格変動(ボラティリティ)を安定させることが課題の1つとされています。こうした中、価格の安定を可能にする仮想通貨として、法定通貨や他の仮想通貨と連動することで価値が裏付けられる仮想通貨「ステーブルコイン」が注目を集めてきました。

 GMOインターネットグループでは、仮想通貨事業を戦略的事業分野と位置づけ、2017年5月には仮想通貨交換事業を、同年12月には仮想通貨マイニング事業を開始しています。仮想通貨に関連する事業領域には、「交換」「マイニング」「決済」の大きく3領域に分けられ、そのうちの「交換」「マイニング」の2つの領域はすでに参入しています。そして、残る「決済」領域は、金融とテクノロジーをかけ合わせたフィンテック分野に含まれる領域で、この分野における仮想通貨の有用性を示すべく、価格の安定を実現するステーブルコインのポテンシャルに着目し、調査・研究を続けてまいりました。

 GMOインターネットは、将来的にボーダレスな決済・取引通貨としての仮想通貨の活用や、フィンテック分野におけるブロックチェーン技術の活用を見据え、「GYEN」の2020年上半期中の発行に向けた準備を進めてまいります。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002781.000000136.html

15:07 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.