【ニューヨーク発:2015年3月31日】 アクセンチュアは2014年版のコーポレート・シチズンシップ・レポート(Making a Measurable Difference)において、2020年に向けた企業市民活動(CSR活動)の目標を発表しました。本レポートではアクセンチュアが世界中の様々な課題解決を支援することを目的に、多くのパートナーとの協業体制によって推進してきた企業市民活動の成果を説明しています。
アクセンチュアは、「Skills to Succeed(スキルによる発展)」というグローバル共通のテーマのもと、NPOなどの戦略的パートナーと共に世界中で企業市民活動を展開しています。こうした活動を通じて、2020会計年度末までに世界中で300万人に就業や起業に関わるスキル構築の機会を提供することを新たな目標として掲げました。
この目標を達成するためにアクセンチュアでは、個人のスキル構築だけではなく、その先の安定的な雇用や持続可能なビジネスの実現に向けた支援活動をさらに強化します。また、業界の枠を超えた他の組織や企業との協業体制によって、世界的な雇用のミスマッチを解消するためのソリューション構築を目指します。2010年にSkills to Succeedのプログラムを開始して以来、アクセンチュアでは全世界で約80万人に対して就業や起業に関わるスキル構築の機会を提供してきました。
「Skills to Succeed」は、就業・起業機会の提供を支援するプログラムとして世界中で展開されています。例えば、バングラデシュでは女性起業家の新規事業立ち上げや経済的な自立を支援することで、根強く残る性差別撤廃のために貢献しています。また、英国では、失業中の若者にテクノロジーに関するスキル構築の機会を提供し、デジタルマーケティング分野での就業を支援しました。