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2023/04/16

【山梨県企業局、山梨中央銀行、三菱UFJ信託銀行、ヒラソル・エナジー】記者会見「百年ソーラー山梨への共同出資」を開催!

| by:サイト管理者

 2023年4月11日(火)、山梨県企業局山梨中央銀行三菱UFJ信託銀行ヒラソル・エナジーは、米倉山次世代エネルギービレッジにおいて、電力の地産地消・地域の脱炭素化の実現を目指す取り組みを強化すべく、記者会見「百年ソーラー山梨株式会社への共同出資」を開催した。



 この日、記者会見が行われた米倉山次世代エネルギービレッジ山梨県米倉山電力貯蔵技術研究サイトの太陽光発電、水素、ユーティリティなど次世代エネルギーシステムの研究開発をサポートする山梨県営の新コンセプトの入居型研究棟。

事業説明  



 「百年ソーラー山梨事業説明」では、李 旻さん(ヒラソル・エナジー 代表取締役)より2030年の再エネ電源構成比目標の達成と2050年のカーボンニュートラル実現に向けた小規模既存再エネの有効活用をビジネスベースでの実現を目指し、その社会的・事業環境の背景、事業内容と技術説明、百年ソーラー山梨の将来展望について解説。老朽化する太陽光発電所を適切に管理運用すべく「100年後にも太陽光発電が人と地球にとっての資産であり続ける未来」に向けた取組みについて語り、目指すべき地域と長期に共生する再エネのあり方と想いを披露。その上で、構想(地域共生、運営効率向上、設備有効活用)を実現するための県の出資事業と地元資本等の出資による事業展開と、太陽光発電オーナーへの買取方針とメリット等について語り、山梨県内でのスケールアップおよび地域金融や自治体・関連省庁と連携して全国展開を目指していくとした。

 なお、記者会見には李 旻さんのほか、村松 稔さん(山梨県 公営企業管理者)、山寺 雅彦さん(山梨中央銀行 常務取締役)、阿部 利宏さん(三菱UFJ信託銀行 常務執行役員)が出席した。

質疑応答  


 質疑応答では、各社出資内容および売上など事業計画のほか、山梨県にとっての意義や期待することについては、村松 稔さん(山梨県 公営企業管理者)より、カーボンエネルギー拡大に向けて太陽光発電は大きな柱であり、これまでの成果をもとに社会実装を通じて大きく貢献していくと共に、米倉山から世界最先端の次世代エネルギー関連のイノベーションをこの地から発信していくことで経済効果につなげていきたいと語った。




 全てのプログラムが終わり、それぞれの出席者と訪れたメディアによる個別の質問や意見交換が続いた。

 今回、地方自治体・地域金融機関・信託銀行・大学発スタートアップが連携し、中小規模の太陽光発電所を集約し運用の効率化を図ることで、長期安定稼働による、電力の地産地消・地域の脱炭素化の実現を目指すという「百年ソーラー山梨株式会社への共同出資」による新たな事業活動と資金循環、次世代エネルギーの推進と地域の活性化に向けて、今後の展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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