このたび、株式会社大和証券グループ本社傘下の大和証券株式会社(以下「大和証券」)は、ケネディクスグループが運用するファンドをオリジネーターとする資産裏付型セキュリティトークン(以下「資産裏付型ST」)1の募集(セキュリティトークンオファリング)において、引受事務主幹事を務め、資産裏付型 ST の累計引受額が 170 億円を突破したことをお知らせします。 国内で証券会社が公募を行い発行された資産裏付型 ST は、2023 年 6 月 16 日現在で約 315億円であり、大和証券は金額ベースで 50%を超過するシェアを有しています。 今回募集を実施した資産裏付型 ST は、浦安市に立地する宿泊施設「グランドニッコー東京ベイ舞浜」の不動産信託受益権を裏付に受益証券発行信託を組成し、当該受益証券発行信託の受益権を小口化したセキュリティトークンとして、投資家に販売されました。なお、募集は既に終了し、完売しております。
大和証券グループは、セキュリティトークンオファリング及びブロックチェーン技術を、中期経営計画「“Passion for the Best” 2023」において基本方針として掲げる「クライアントファーストとクオリティ No.1 の実現」及び「ハイブリッド戦略による新たな資金循環の確立」の実現における重要技術であると位置づけ、セキュリティトークンオファリング及びブロックチェーン技術のビジネス活用について積極的に取り組んでいます。 今後も、「金融・資本市場のパイオニア」として、ブロックチェーン等の先端技術を活用し、事業会社のお客様に対しては、保有アセットのセキュリティトークン化等を通じた多様な資金調達手段の提供を、投資家のお客様に対しては、資産裏付型 ST による魅力的な投資機会の提供を行い、社会に対して新たな価値を提供していきます。