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2022/09/07

【損害保険ジャパン】enechain と損保ジャパンが共同開発~電力業界の信用リスクを低減する『eClear』の提供を開始

| by:ウェブ管理者
日本最大のエネルギー卸取引マーケットプレイスを運営する株式会社 enechain (本社:東京都港区、代表取締役:野澤 遼、以下「enechain」)と、損害保険ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)は連携し、電力業界の信用リスクを低減する新たなサービス『eClear』※を共同開発し、提供を開始したことをお知らせします。
※ 『eClear』は enechain が提供するサービスです。

1.背景
2021年冬以降の卸電力取引市場の価格変動の高まりを背景に、電気事業者によるリスクヘッジの必要性が強く認識されています。リスクヘッジのひとつとして法人間で個別に取り交わされる相対契約のニーズが高まっていますが、相対契約では取引先の信用リスクという大きな課題が存在しています。
特にロシアによるウクライナ侵攻後、世界のエネルギー価格は高騰しており、電力業界全体の取引信頼性を高める必要がありました。
そこで enechain と損保ジャパンは、この課題を解決すべくエネルギー事業者の信用問題の発生や連鎖倒産等を防ぐサービスを設計・開発しました。

2.『eClear』の概要
『eClear』とは、enechain が運営する日本最大の電力ヘッジ取引のマーケットプレイスにおいて、エネルギー事業者の代金未払いリスクを保険で低減するサービスです。『eClear』は enechain と損保ジャパンが独自で設計・開発したもので、エネルギー事業者の信用問題の発生や連鎖倒産等を防ぎ、マーケット全体で電力の現物取引の信頼性を高める日本初の取組みです。電力取引には、電力現物の受渡有無や取引形態(相対取引・取引所取引)等により、複数の取引方法がありますが、今回開始したサービスは現物の受渡がある相対取引を対象とするものです。2022年9月1日からサービス提供を開始し、既に初回取引が成約に至っています。


原文はこちら
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2022/20220907_1.pdf?la=ja-JP

15:02 | 金融:保険
 

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