金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2022/06/15

【金融庁】金融庁主催国際シンポジウム“Transition to Net-Zero: The Role of Finance and Pathway toward Sustainable Future”の開催結果について

| by:ウェブ管理者
気候変動はグローバルに解決が必要な喫緊の課題です。カーボンニュートラルの実現には、すべての産業が、パリ協定の目標達成に資する「トランジション(移行)」の取組みを進めるとともに、その取組みを適切に評価し、資金供給を促す「トランジションファイナンス」が重要です。

 金融庁では、令和4年5月26日に、虎ノ門ヒルズフォーラム及びオンラインにて、この「トランジション」に焦点を当て、ネットゼロへのトランジションの道筋(パスウェイ)や、トランジションファイナンスの役割について議論を行う、国際シンポジウムを開催しました。

 本シンポジウムでは、日本国内に留まらず、シンガポール・アメリカ・ヨーロッパ諸国等より、産業界・金融界・政府関係者約30名にご登壇いただき、活発な議論を行っていただきました。感染症対策のため、会場参加人数に上限を設けつつ、グローバルな課題解決に必要な参加者同士のネットワーキングを行うため、ハイブリッド形式での開催とし、当日は、会場・オンラインの参加を合わせ、約850名の参加がありました。

1.開催目的
モメンタムを逃さないこと:G20や民間の取組みに見られるように、パリ協定の内容を実現するためには、トランジションが差し迫った課題であるという国際的な合意が得られています。このモメンタムに乗ることが必要です。
協働の呼びかけ:気候変動というグローバルな課題を解決するためには、世界中の産業界や金融界のリーダー、公共セクターなど、様々なステークホルダーの確固たる協力が重要です。そこで、国内外の主要な代表者が一堂に会する場を設けたいと考えました。
金融の役割に光を当てること:トランジション期間の資金調達における民間金融セクターの役割の重要性が高まっていることから、金融規制当局として、金融の観点からトランジションを議論する場を設けることが有意義であると考えました。


原文はこちら
https://www.fsa.go.jp/news/r3/sonota/20220614/20220614.html

16:09 | 金融:行政・取引所・団体
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.