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2018/09/27

【矢野経済研究所】有力FX企業16社の月間データランキング~2018年8月~

| by:ウェブ管理者
株式会社矢野経済研究所は、FX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業16社のアンケート調査を実施し、2018年8月末の預かり残高、口座数、2018年8月の月間取引高を算出した。

*1. 集計対象は、預かり残高15社、口座数16社、取引高12社、いずれも無回答を除く。
*2. SBIグループはSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI FXトレード3社の店頭取引の合算値。GMOグループはGMOクリック証券、FXプライムby GMOの店頭取引の合算値。

1.調査結果概要
【 預かり残高 】

2018年8月は、トルコリラが対米ドルで20%前後急落し、トルコリラ安が連鎖的に他の新興国通貨にも影響し円高が進んだ。結果、多くの企業で預かり残高が減少、2018年8月末の有力FX企業15社*1の預かり残高の合計は、9,523億円であった。本調査対象企業15社中12社(その他企業1社含む)で預かり残高が減少し、前月比237億円減(2.44%減)となった。企業単体集計の2018年8月末の預かり残高の第1位はGMOクリック証券で1,474億円、第2位のDMM.com証券は1,305億円であった。企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の2,299億円で、第2位はGMOグループ*2の1,649億円となった。しかしながら、本調査対象企業の中には預かり残高が増加した企業が存在し、企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はトレイダーズ証券(5.22%増)、次いで上田ハーロー(0.73%増)であった。

【 口座数 】

企業単体集計の2018年8月末の口座数の第1位はDMM.com証券で68.0万口座、第2位のGMOクリック証券は55.5万口座となった。企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の112.0万口座で、第2位はGMOグループ*2の73.8万口座であった。2018年8月末の有力FX企業16社*1の口座数の合計は、484万口座であった。8月は前月比3.4万口座増(0.72%増)となった。本調査対象企業16社すべて(その他企業2社含む)で口座数が増加した。また、企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はGMOクリック証券(1.08%増)、次いでトレイダーズ証券(1.03%増)であった。


原文はこちら
http://www.yano.co.jp/press/press.php/002001

16:19 | 金融:FX・CFD
 

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