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2016/07/12

【静岡銀行ほか】国内初、貿易金融をテーマにしたブロックチェーン適用に関する実証実験の完了について

| by:ウェブ管理者
株式会社静岡銀行(本社:静岡県静岡市、頭取:中西勝則)、オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)、オリックス銀行株式会社(本社:東京都港区、社長:浦田晴之)、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、社長:岩本敏男)、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、社長:中山俊樹)の5社は、2016年6月30日に信用状(注1)(Letter ofCredit:L/C)の取引について、ブロックチェーン技術を適用したプロトタイプシステムの検証が完了したことをお知らせします。なお、貿易金融の領域でブロックチェーンの活用を検証した事例としては、国内初となります。
ブロックチェーン技術(注2)を活用した新たな金融サービスの開発に向けた共同研究を2016年2月22日より開始し(注3)、ブロックチェーン技術の適用領域を検討してきました。各種事業領域に対するブロックチェーン技術の親和性、業務改善の可能性等を検討した結果、世界的にもブロックチェーンの活用領域として注目されている貿易金融を検討領域として選定しました。

貿易取引は、輸送時間を要することで商品の引き渡しと代金決済のタイムラグが発生するなど、取引の成立が通常の商
取引に比べて、難しいとされています。一方で、さまざまな取引が複数の関係者で行われるため、取引が複雑であるという
特徴もあります。そのため、輸出者・輸入者それぞれのリスクを回避し取引を進めることを目的とし、銀行の発行する信用
状が用いられています。既存の貿易金融における信用状の取引では、輸出者、輸入者、銀行等と取引関係者も多いうえ、
郵送やEメール等の手段で事務手続きを行っており、手続きに時間を要することが課題となっています。


原文はこちら
http://www.shizuokabank.co.jp/pdf.php?id=2638

17:01 | 金融:銀行
 

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