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2013/09/12

【野村HD】ノムラ個人投資家サーベイ(2013年9月)~株価見通しについての『ノムラ個人市場観指数』は 52.4 と前月比4.0 ポイントの上昇

| by:ウェブ管理者
1. 調査の要約

(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 52.4 と前月比4.0 ポイントの上昇
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は52.4 と前回8 月調査の48.4 から4.0 ポイントの上昇となった。内訳をみると、「2,000 円以上」「2,000 円程度」上昇を見込む回答比率がそれぞれ前月比+2.5%ポイント、同+1.9%ポイントとなった一方で、「1,000 円程度上昇」を見込む回答比率が前月比-2.4%ポイントとなった。個人投資家においては、株価が大幅に上昇するとの見通しが増した。

(2) 「国際情勢」の注目度が大幅上昇
今後3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国際情勢」の注目度が前月比+12.8%ポイントと大幅上昇し、一位となった。シリア情勢の緊迫化などが背景にあると思われる。一方、前月に一位だった「為替動向」の注目度が大幅後退し、前月比-11.5%ポイントと低下幅は全体の中で最も大きかった。

(3) 「資本財・その他」が注目度一位
今後3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いたDI を見ると、最も注目度の高い業種は「資本財・その他」となった。同業種のDI は前月比+7.7 ポイントと全業種中最大の上昇幅となった。一方、「自動車」は前月まで7 カ月連続で注目度一位であったが、DI が前月比-13.9 ポイントと全業種中最大の下落を示し、注目度は二位に後退した。

(4) 円高ドル安見通しが高まる
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円高ドル安方向を見込む回答比率の合計は58.1%と前月の43.9%から+14.2%ポイントと大幅上昇した。円高ドル安を見込む回答比率が50%を超えるのは12 年11 月以来となる。内訳をみると「5 円程度円高ドル安」を見込む回答比率が全体の45.1%を占め、前月比+13.8%ポイントと大幅上昇した。一方、「5 円程度円安ドル高」を見込む回答比率は前月比-11.0%ポイントと大きく低下した 。

(5) 「日本円」の投資魅力が一位
今後3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI を見ると、「日本円」の注目度が一位となった。また、「中国元」は12 カ月連続で注目度最下位となるものの、DI は前月比+3.8 ポイントと全通貨中最大の上昇幅であった。一方、前月に注目度一位であった「アメリカドル」のDI は前月比-7.4 ポイントと全通貨中最大の下落幅で注目度二位に後退した。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20130912/20130912.pdf

16:17 | 金融:証券
 

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