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2021/06/29

【損害保険ジャパン】脱炭素、資源循環型社会に資する新事業の創出へ~有機廃棄物からエネルギーを生成する可搬型装置が完成、実証実験の開始~

| by:ウェブ管理者
損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、本社:東京都新宿区、以下「損保ジャパン」)と業務連携しているサステイナブルエネルギー開発株式会社(代表取締役社長CEO:光山 昌浩、本社:宮城県仙台市、以下「サステイナブルエネルギー開発」)は、有機廃棄物からエネルギーを生成する可搬型装置を完成させ、2021年6月から共同で実証実験を開始しました。損保ジャパンは、脱炭素、資源循環型社会の実現に向けて、サステイナブルエネルギー開発との連携を強化し、新事業の創出を目指します。

1.背景と目的
昨今、持続可能な社会の実現に向けて、有機廃棄物のリサイクルがこれまで以上に求められています。また、廃棄物処理施設の老朽化、頻発する自然災害で発生した災害ごみやライフラインの維持などの問題が顕在化しています。
身近で発生するプラスチックや賞味期限切れの食品等の有機廃棄物を、分別不要かつ低廉な費用でエネルギー化できる、災害に強く、人や環境にやさしい自立分散型エネルギーシステムのニーズが高まっています。
2020年6月に公表のとおり、損保ジャパンはサステイナブルエネルギー開発とエネルギー分野の社会課題解決に資する技術・サービスを提供するために業務連携し、グループ持株会社であるSOMPOホールディングス株式会社はサステイナブルエネルギー開発に出資しています。業務連携以降、サステイナブルエネルギー開発は損保ジャパンの顧客である企業や自治体に対して、有機廃棄物からエネルギーを生成する装置の導入に向けた提案を進めると同時に、可搬型装置の開発にも取り組んできました。このたび可搬型装置が完成し、その有用性や利便性を検証するため、損保ジャパンはサステイナブルエネルギー開発と共同で実証実験を開始しました。

2.実証実験について
損保ジャパンとサステイナブルエネルギー開発は、2021年6月に長野県諏訪市で、脱炭素、資源循環型社会を目指す企業、自治体とともに可搬型装置を用いた実証実験を開始しました。また、今後も同様の実証実験を予定しており、現在、複数の企業と協議を進めています。

(1)実証実験の内容
可搬型装置を用いて、以下を検証します。
・多様な原料からエネルギーを安定的に生成する機能の有効性
・システムの建物内への設置を想定した騒音、臭気、振動
・CO2削減等の環境面での有用性



原文はこちら
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2021/20210629_1.pdf?la=ja-JP

15:02 | 金融:保険
 

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