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2019/01/04

【三井住友フィナンシャルグループ】三井住友フィナンシャルグループ 執行役社長 グループCEO 年頭メッセージ要旨

| by:ウェブ管理者
本日、三井住友フィナンシャルグループ(以下、当社グループを総称して「SMBC グループ」)執行役社長 グループ CEO 國部 毅は、グループ会社の役職員に対して以下の趣旨のメッセージを送ったのでお知らせします。

【要 旨】

今年、激動の「平成」が終わり、新たな時代がスタートする。我々はまさに歴史的な時代の変わり目に立ち合っている。金融業界も、少子高齢化の進展、国際的な金融規制の強化、急速なデジタルテクノロジーの発展などを背景に、かつてない大変革の真っ只中にある。お客さまのニーズの変化とともに、金融機関に求められる役割が変わってきていることを、日々実感していることと思う。
こうした構造変化の中で、SMBC グループが、新たな時代を切り拓いていくために必要なこと、それは、変化に対応し、変えるべきものは「変えていく」、我々の強み、付加価値については、これを更に「高めていく」、そして、時代が変わっても、変えてはならないものは「受け継いでいく」、ということだと考えている。これらを実現するため、今年 1 年、共に取り組んでいきたいことを 3 点申し上げる。

1 点目は、「変化を恐れず前向きにチャレンジし、仕事の醍醐味をつかむ」。デジタルテクノロジーの急速な進化などを受けて、金融機関は今後衰退していくのではないかといった悲観的な見方もあるが、全くそうは思っていない。むしろ、テクノロジーを上手く活用することで、我々金融機関は更に飛躍し、金融という仕事はもっと面白くなる、と考えている。前例にとらわれず、新しいことにどんどんチャレンジしてもらいたい。

2 点目は、「SMBC グループとしての付加価値を高めていく」。2 年前にグループを中心とする経営体制へ移行し、昨年からはグループのマスターブランドを「SMBC」に統一するなど、様々な取組を進めてきた。戦略立案から営業推進に至るまで、グループ内の連携は深まってきており、このグループ内連携のレベルを更に引き上げていきたい。SMBC グループ内に蓄積されたスキル、専門性、個性や感性といった多様な力を結集し、最大限に発揮すれば、必ずやお客さまの期待を上回るソリューションを提供できる。中計最終年度となる 2019 年、SMBC グループ皆で力を合わせ、成果に結び付けていく 1 年にしていきたい。

3 点目は、「日々の業務を通じて、より良い社会の実現に貢献していく」。持続可能な開発目標、いわゆる SDGs の実現に向けて、我々が目指すのは、お客さまとともに成長し、より良い社会の実現に向けて貢献することである。お客さまにとって、社会にとって、なくてはならない存在であり続けること、これは時代が変わろうとも、こだわり、受け継いでいくべき金融機関としての使命である。
お客さまの悩みや課題に真摯に向き合い、その解決に全力を尽くす、この積み重ねが、社会的な課題の解決にも繋がっていく。自分自身が、そして、SMBC グループが、未来への架け橋になるという気概を持って、日々の仕事に向き合ってほしい。

改めて平成の 30 年を思い返すと、バブル崩壊やリーマン・ショックなど、様々な苦労があった。
今の SMBC グループがあるのは、我々や我々の先輩方が、嵐のような強い逆風の中で、懸命に努力して、大きな壁を乗り越えてきたからに他ならない。その歴史を引き継ぎ、新たな時代、ネクストステージを切り拓いていくのは、我々一人ひとりである。自らの仕事に自信と誇りを持って、正々堂々、共に頑張っていきたい。


原文はこちら
https://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20190104_01.pdf

16:01 | 金融:銀行
 

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