株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 辻庸介、以下当社)は、株式会社NTTデータ(代表取締役社長:岩本 敏男、本社:東京都江東区、以下:NTTデータ)と共同検討した、個人向けインターネットバンキングサービス『AnserParaSOL』をセキュアに接続するAPI連携サービスが、本年度中にNTTデータより提供されることをお知らせいたします。これにより、当社が提供する自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』とクラウド型会計ソフト『MFクラウド会計・確定申告』の両サービスのユーザーの皆様には、残高や入出金情報のインターネットバンキングからの自動取得をよりセキュアに安心・便利に行っていただくことが可能になります。当社がこのようなセキュリティを担保しながらユーザーに新しい金融サービスを提供する「Open Bank API」を利用するのは住信SBIネット銀行に続き、第2弾となります。
◆◇「Open Bank API」の概要◇◆ 銀行が保有している顧客の資産残高情報や入出金履歴情報を、銀行と顧客の同意の元に銀行外のサービスで利用できるようにする仕組みです。これにより、顧客は、セキュアに低コストで、正確なデータを銀行外のサービスで利用することができます。IT産業においてデータ活用が標準化されるだけでなく、銀行自身もプラットフォームになることができます。このような取り組みは海外でもまだ数行しか事例がなく、世界的にみても先進的な取り組みです。
当社は、高いセキュリティと正確なデータを担保しながら安心して『マネーフォワード』、『MFクラウド』シリーズをご利用いただける社会の実現を目指し、「Open Bank API」を推し進めてまいります。将来的には、401kの申込代理やリアルタイム融資、住宅ローンの借り換えなど、未来の課題解決のためのソリューション提供も予定しております。