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2016/10/31

【NTTデータ】ベンチャー企業 × NTTデータ × 大手企業でのWin-Win-Winによるイノベーションビジネス創発へ、「第4回 豊洲の港からPresents オープンイノベーションビジネスコンテスト」開催!

| by:ウェブ管理者


 2016年8月30日(火)、NTTデータは豊洲センタービル36階コンファレンスルームにおいて、「第4回 豊洲の港からPresents オープンイノベーションビジネスコンテスト」を開催した。

 同社では、組織や会社の壁を越えて、肩ひじ張らない(オープンな)関係から意気投合する仲間を見つけ、新たな事業創出の場を目指すべく、「オープンイノベーションを通して先進企業、NTTデータ、顧客企業によるWin-Win-Winの新しいビジネスを創発すること」を目的に、さまざまなテーマの定例会およびコンテストを開催している。



 冒頭に、
NTTデータ イノベーション推進部 オープンイノベーション事業創発室 室長 残間 光太朗氏、続いて、フォーラムリーダーを務める名古屋大学 教授 山本 修一郎氏より、来場者へのお礼の言葉と共に開会の挨拶が述べられた。

 挨拶後、コンテストがスタートする。今回の審査員は外部審査員のほか、NTTデータプロフィットセンターから関係者が集まり、コンテストに出場している企業の中で一緒にビジネスをしたいと思った場合にはサインカードを提示し、意思表明する。



  Good Moneyger 代表取締役 清水 俊博氏  フューチャースタンダード 代表取締役CEO 鳥海 哲史氏
  「貯蓄から投資」を促進する金融教育アプリの開発。トランプのようなカードゲームで簡単に経済を知り、楽しく学び投資をサポートする、金融知識を広めて行きたいとした。 見えているようで見えていない世界を「見える化」。映像解析技術のクラウドプラットフォームを目指している。イメージセンサーと画像処理に特化して、様々なソリューションを世界に提案していくとした。



 BHI CEO 日昔 靖裕氏 スカイディスク 代表取締役CEO 橋本 司氏
 過去と未来のデータをまとめて管理するアプリケーション。タスクの優先順位の自動化など、swingprojectと銘打って、「少ないことはより豊かなこと」として、より少ない情報から、有意義な情報を届ける。
 農業や物流等における安価で高性能なIoTソリューションの実現。野菜にセンサーデバイスを装着することで工程を可視化し、鮮度を守るサービスを提案した。



 インタラクティブソリューションズ 経営企画室 室長 齋藤 誉氏 H2L 代表取締役 岩崎 健一郎氏
 タブレット端末の利用価値を高める営業ビックデータ・AIの活用。PRに使えるソリューションであるが、使い方がわからないタブレットの使い勝手をリスク・セキュリティを担保して簡単にして提供する。 ポストVR時代を牽引する身体共有プラットフォーム事業。腕に巻いて私用する「アルティメットハンド」を開発。触感のあるVR端末を開発し、自分があたかもその場にいたような間隔になれる。



 SYNGRAFII Matthew Gibson氏 CAMI&Co. Founder 代表取締役社長 神谷 雅史氏
 遠くにいても手書きの署名をすることができる電子署名端末を提供するサービスを展開している企業。アメリカやカナダでは法的に効力を発揮する署名として登録されている。
 位置情報を加えたアプリの流行により充電器需要が高まっている。ECONO-CREAを利用したコンビニ向け電源サービスによる顧客満足度向上ソリューション。空いている電源のある場所を教えてくれる。



 ドレミングアジア 代表取締役 桑原 広充氏 smart-FOA 代表取締役社長 奥 雅春氏
 日本初のファイナンシャル・インクルージョンを目指して。ビックデータを途上国支援に役立てたいとした。銀行口座がなくても買い物ができる決済サービス「Payming」を提供。 変化・変動時代のグローバルものづくり、日本の強み「現場力」を世界へ。現場で流れる情報には「設計情報」と「事実情報」の2つがあり、日本が得意とする「事実情報」をIotで収集・まとめる。



 PowerMew Technology Sophia Lo氏 TomyK 代表取締役&Founder 鎌田 富久氏
 MewMe -- A Social Networking Platform for Hong Kong Real Estate Business.物件ではなく、人に焦点を当てて、物件を実際に見た人が投稿して評価するプラットフォームを提供している。
 未来を切り開くテクノロジー・ベンチャーの起業を支援し、経営・事業の推進をサポートしている。審査員が選考を進めている時間に「革新技術で世界に挑戦しよう」と題して特別に講演した。



 最後の表彰式の様子。優秀賞はインタラクティブソリューションズ、H2L、SYNGRAFII、smart-FOA、PowerMew Technologyの5社が受賞し、最優秀賞はドレミングアジアであった。最後に、山本氏の総括コメントとして、「今回一番嬉しかったのは、ビジネス変革だけではなくて、これからの社会を変えていこうというプレゼンがあったこと。今後も豊洲の港が発展していくことを期待しています。」とした。



 すべてのプログラムが終わり、隣の会場で懇親会(新しいビジネス創発に向けた交流)へ。用意された軽食と飲み物と共に、今回出場した11組だけでなく、来場者も加わり、新たなビジネスの創発に向け、意見交換が行われていた。

 次回は全世界10都市で開催「第5回 豊洲の港からPresents グローバルオープンイノベーション ビジネスコンテスト応募フォーム。各開催地での予選会(2017年2~3月)を突破した提案チームは、日本におけるグランドフィナーレのピッチコンテスト2017年3月15日)に参加することができ、全世界のグランプリ(1社)が決定される。グランプリ企業に対しては、最優秀賞を授与し、副賞として、ビジネスサポートチームの組成や現地でのビジネス・マーケティング支援等、ビジネス化検討をフルサポートするという。世界に向けて広がっていく同社の取組を通じて、イノベーション実現の流れが益々加速されることを願ってやまない。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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