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2015/02/27

【日本IBM】企業のモバイル戦略を加速する新たな IBM MobileFirst Platform を発表

| by:ウェブ管理者
[米国ネバダ州ラスベガス - IBM InterConnect 2015 - 2015年2月24日(現地時間)発]

IBM(NYSE: IBM)は本日(現地時間)、新しいモジュラー・モバイル・ソリューションを発表しました。新しいIBM MobileFirst Platformは、さらなる柔軟性とスピードを提供することで従業員の生産性向上、お客様とのエンゲージメント強化、ビジネス成長を推進します。また、増加するアプリケーションを効率的に管理し、企業全体へのモバイルの採用を支援します。

企業の半数以上が今後12か月の間に6個以上のアプリの開発を計画しています。1 多くの企業は、モバイル戦略を加速しモバイル・アプリケーションのポートフォリオを拡張する準備ができているものの、セキュリティー、統合、および管理の継続といったさまざまな課題を抱えています。特に、アプリケーションが複数種類の電話やタブレット、タスク、およびユーザー職責に関わる環境ではその傾向が顕著です。その結果、85パーセントの企業が、最大20のアプリのバックログを抱えてしまっています。2

クラウドまたはオンプレミスでIBM MobileFirst Platformを活用することで、企業はより容易に、複数ソースのデータをセキュリティーで保護し、パーソナライゼーションや統合を行い、意思決定やユーザー・エクスペリエンスの向上にさらに役立てることができます。お客様はこのプラットフォームでモバイル・アプリケーションを構築・展開し、サードパーティーのツールで構築されたアプリケーションを統合できます。このプラットフォームは、ネイティブ、HTML5、ハイブリッド開発、またはこれらのアプローチの組み合わせに最適化されています。また、IBMは、iOSのネイティブアプリ開発向けのIBM MobileFirst Platformも提供します。

IBM MobileFirst Platformの主な機能は以下の通りです。
継続的な改善: アプリケーションの利用状況やフィードバックを収集し、強化されたセンチメント分析やクラッシュ解析を行うことができ、アプリの反復やリリース・サイクルをより容易に管理できます。
セキュリティ: 高度なユーザー認証の使用、アプリ発行元認証のサポート、ローカル・データの暗号化、アプリ・スキャンの実行により、モバイルの悪用によって企業データの流出を防ぎます。
コンテキスト化およびパーソナライズ: 近接性を検知できるモバイル・アプリを開発することで、デジタルなエンゲージメントや物理的な存在から得られる洞察を活かし、関連性やコンテキストに基づくモバイル体験を提供します。
データ・リッチなアプリケーション-Cloudantモジュールを通じてモバイル・データを提供し、企業システム内のデータを保存、同期、拡張、接続できるようにします。
ランキーパー(RunKeeper)社CTOであるジョー・ボンディ(Joe Bondi)氏は、次のように述べています。「当社のフィットネス・アプリには4千万のユーザーがいます。私たちの開発者には、バックオフィスのインフラストラクチャー管理にわずらわされず、ユーザーたちに驚きの体験を届けられるような新機能の開発に専念してほしいと考えています。Cloudant Data Layerで実現する、サービス機能としてのモバイル・データがあれば、難しいことではありません。すでに当社では、ユーザーとのセキュアなロケーション・ベースの対話を容易に実現しています。」

クラウドあるいはデータセンターで提供されるモバイル・プラットフォーム・サービスの包括的セットにより、IT部門はIBM MobileFirst Platformを既存のアプリケーションに容易に組み入れることができ、ユーザーはいつでも、どこからでもプラットフォーム機能を利用できます。こうした柔軟性により、IT部門はビジネス価値の創出に専念でき、IBM MobileFirst Platformで標準化、解決できる作業に時間を割く必要はありません。また、IBM MobileFirst Platformは、IBMのビジネス・パートナーやその開発者のサービスやソリューションを強化するため、企業のお客様のモバイル導入の加速を支援します。

Forrester Consulting社の委託調査によると、IBM MobileFirst Platformを利用した場合、ばらばらに構築されたモバイル・アプリケーションを個別に統合する場合に比べて、ROIは約107%、投資回収期間は8か月未満になるという結果が出ています。3 また、他社のモバイル・エンタープライズ・ソリューションと比べた場合、これらのソリューションでは現在のソリューションの入れ替えが必要になるのに対し、IBM MobileFirst Platformは、お客様の現在のモバイル投資を活かしながら、提供開始までの時間を大幅に短縮し、迅速にエンド・ユーザーとの対話やフィードバックの獲得を行うことができます。

IBMエンタープライズ・モバイル バイス・プレジデントであるフィル・バカルー(Phil Buckellew)は、次のように述べています。「何千というお客様との関わりの中で、モバイル戦略のどの実行段階であれ、スピードに対するプレッシャーが多くのビジネス、およびテクノロジーにおけるの課題を生み出していると理解しています。新しいクラウドおよびオンプレミスのサービスにより、私たちはIBM MobileFirst Platformへの投資を継続し、お客様が安全に社内に接続しながら、モバイルのスピードで進めるよう支援していきます。」

IBM InterConnect 2015に関する詳しい情報は、http://www.ibm.com/press/interconnect2015をご覧ください。

IBM MobileFirstについて
IBMの6,000人のモバイル専門家たちは、モバイル・エンタープライズ・イノベーションの最先端に立っています。IBMは、モバイル、ソーシャル、セキュリティー分野において4,300件以上の特許を取得し、それらはIBM MobileFirstソリューションに組み込まれ、お客様のモバイル導入を大幅に効率化するとともに、より多くのお客様とのエンゲージメントや新しい市場の獲得を支援します。Appleとのパートナーシップにより、IBMとAppleは、新しいクラスの業界別業務アプリケーションでエンタープライズ・モビリティを変革しています。

IBM MobileFirstに関する詳しい情報は、プレス・キットまたはhttp://www.ibm.com/mobilefirstをご覧ください。また、Twitterでは@IBMMobileでフォローしてください。IBM MobileFirstは、YouTube、TumblrおよびFacebookでも最新情報をご覧いただけます。

1 「The Impact of Good and Bad Mobile Applications」、Forrester Consultingによる委託調査(委託元:IBM)、2014年10月

2 Opinion Matters:「Mobile App Backlog is Directly Damaging Revenue in the Enterprise」(OutSystems後援)、2014年10月

3 「Infographic for The Total Economic Impact of IBM MobileFirst」、Forrester Consulting委託調査(委託元:IBM)

当報道資料は、2015年2月24日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLをご参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/46140.wss (US)   


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/02/2701.html

17:06 | IT:一般
 

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