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2019/01/31

【SCSK】当社グループの事業構造改革に向けた再編について~株式会社ベリサーブ及び株式会社JIECの完全子会社化~

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(以下「当社」といいます。)は、本日開催の取締役会において、上場連結子会社である、株式会社ベリサーブ(株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)市場第一部、証券コード:3724)及び株式会社 JIEC(東京証券取引所市場第二部、証券コード:4291)の2社を完全子会社化することを目的として、各社の普通株式を金融商品取引法(昭和 23 年法律第 25 号。その後の改正を含みます。)に基づく公開買付けにより取得することを決定いたしましたのでお知らせいたします。

当社グループが属する国内のITサービス市場は、緩やかな成長が継続すると想定される一方、顧客ニーズの高度化・多様化や、IoTやFintech、AIといった新技術導入をもとにしたデジタルトランスフォーメーションの流れが急速に進んでおります。

当社は、2020 年3月期を最終年度とする中期経営計画において、サービス提供型ビジネスへのシフトを含む基本戦略の推進を梃子に、新規ビジネスと既存ビジネスの両輪にて事業を展開し、企業価値の向上を図っておりますが、上記の環境変化に対応し、持続的な収益成長を実現するためには、基本戦略を中心とする事業収益力の拡大施策、さらなる業務品質の追求や生産性の向上等の収益力強化施策はもとより、経営基盤・収益基盤の時代環境に合わせての革新・拡充を図るべく、当社グループ全体での事業構造の転換等、事業環境変化への機動的な対応が不可欠となると考えております。

そのためには、親子上場に伴う当社と少数株主との間の利益相反の問題を解決しつつ、知的財産・IT資産及び人的資産を中心とする当社グループが有する経営資源のグループ間における最適化・一元管理により、必要な経営資源を機動的に相互活用できる体制を整えた上で、現在策定を開始した次期中期経営計画における経営戦略を即時に実行できる事業体制の構築が必須であると考えております。

上記の上場子会社2社に対する公開買付けの実施及び完全子会社化は、急速に進行する事業環境変化を見据えた最適のタイミングにて当該事業体制構築を図るものであります。顧客基盤、事業基盤、財務基盤等経営資源の制限のない相互活用、ならびに当社グループ戦略における意思決定のフレキシビリティ・迅速化を実現するものであり、当社グループ全体の企業価値成長に資するものと考えております。

今後も事業環境変化を踏まえた当社グループ全体での事業構造改革を一層推し進め、中長期的な視点での当社グループ全体の競争力強化、持続的な成長の実現を図ってまいります。

なお、上記の各公開買付けの詳細につきましては、別途公表しております「株式会社ベリサーブ株式(証券コード 3724)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」及び「株式会社 JIEC株式(証券コード 4291)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」をご参照ください。


原文はこちら
http://www.scsk.jp/news/2019/pdf/20190131_5.pdf

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