(2011/4/22)
株で儲けた人の7割が文系!文系出身の方が投資に向いている!!
~個人投資家の実態調査で分かった、投資で成功する人の傾向~
http://www.centillion.co.jp/about/release/release_05/
金融情報を最先端技術で解析するセンティリオン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 鈴木雅雄、以下「センティリオン」、http://www.centillion.co.jp/)は、投資SNSサイト上で、株式投資を行っている個人投資家を対象に、以下の要領で動向調査を実施致しましたので、その結果をお知らせ致します。
■アンケート調査概要
調査主体:センティリオン株式会社
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:3月8日~4月4日
調査回答者:投資SNSサイト「みんなの株式」(http://minkabu.jp/)を利用している個人投資家
サンプル数:327名
■今回の調査により発見された兆候
(1) 儲かった投資家は文系出身者が多い
図1:運用資産の増額率と文理出身者の比率図1:運用資産の増額率と文理出身者の比率
全調査対象の投資家の文理出身者別比率がちょうど半々であるのに対し、「昨年10%以上収益を上げた個人投資家」のみ抽出したところ、文系出身者が58%・理系出身者が42%となり、更に「昨年20%以上収益を上げた個人投資家」のみ抽出したところ文系が68%、理系が32%という結果となりました。このことから、より多くの利回りを得た投資家ほど、より文系の割合が多くなることが分かりました。
この結果について考察すると、理系の得意領域であると思われる「チャートなどのテクニカル分析」だけではなく、文系の得意領域と思われる「経済ニュースや企業の決算情報から今後の市場変化や企業動向を読み解く"文章読解力"」があった方が投資で成功しやすい傾向にあるのではないかと推測しております。
(2) 儲かった投資家はお金にシビアな人が多い
平日ランチの平均予算を調査したところ、ボリュームゾーンであった「外食/購入で500円未満」と「外食/購入で500円~800円未満」の二つのレンジにおいて、儲かっている投資家ほど占める割合が高くなるということがわかりました。これは儲かっている人はランチを節約して、その分を投資に回しているのではないかと考えられます。
(3) 儲かった投資家ほどランチ後にコーヒーを飲んでいる
ランチ後のコーヒー摂取率を調査したところ、儲かった投資家ほどコーヒーの摂取率が高いことがわかりました。儲かった投資家は、昼休みの時間帯を株式投資や分析に充てており、その際にコーヒーを飲んでいるのではないかと考えられます。
(4) 儲かった投資家ほど、投資運用額が大きい
全調査対象では、運用額100万円以上の割合が52%であるのに対して、「昨年10%以上収益を上げた個人投資家」のみ抽出したところ70%、更に「昨年20%以上収益を上げた個人投資家」のみ抽出したところ82%であったことから、より儲かった投資家ほど、より多くの資産を運用していることが分かりました。
運用資産が大きければ大きいほど投資活動に真剣さが増し、より高勝率になっているのではないかと考えられます。