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2017/05/02

【日本政策金融公庫】創業融資実績が過去最高を記録~女性と若者の実績伸びる~

| by:ウェブ管理者
日本政策金融公庫(略称:日本公庫)国民生活事業の平成28 年度の創業融資実績(創業前及び創業後1 年以内)は28,392 先(前年度比107%)となりました。先数としては、平成20 年の日本公庫発足以降、過去最高の実績となりました(参考1:青の折れ線)。
増加の背景としては、緩やかな景気回復に伴う創業マインドの向上やキャリア形成が多様化する中で創業の位置づけが高まっていることなどが考えられます。

性別・年齢別の動向としては、女性と若者の実績が増加しています。また、世代別の創業融資実績の増加率をみると、若い世代ほど増加率が大きく、特に25 歳未満の世代での伸びが顕著となっています(参考2,3)。これらは、若い世代を中心にシェアオフィスやクラウドソーシングなど、創業に必要な経営資源を容易に調達できるサービスや仕組みの活用が広がっていることなどを背景として、学生や短い勤務経験を経た若者、出産・育児等でのキャリア中断を経た女性がキャリアの1つとして創業を選択しているケースが増加しているためと考えられます。

こうした状況を踏まえ、日本公庫は、平成29 年度より、創業者向けの無担保・無保証人の融資制度である「新創業融資制度」について、貸付対象者を拡充しました(参考4)。そのほか、創業に関する電話相談に専門スタッフが対応する「創業ホットライン」(参考5)、女性や若者を主な対象として専門スタッフが相談に対応する「女性、若者向け創業相談ウィーク」の開催(参考6)、各種事例集の発行など、時代のニーズに沿った施策を推進していきます。

また、平成28 年熊本地震の被災地で創業される方を対象とした融資制度も創設し(参考4)、創業による活力をもとに被災地の一日も早い復興を後押ししていきます。


原文はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_170502a.pdf

17:02 | 金融:銀行
 

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