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2020/10/01

【ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ】ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ、BlueMeme 大規模なDXプロジェクトの開発プロセスを改善するローコード開発方法論「AgileDX」を共同開発

| by:ウェブ管理者
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 努、以下 ケンブリッジ)と株式会社BlueMeme(本社:東京都千代田区、代表取締役:松岡 真功、以下 BlueMeme)は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴う大規模なシステム開発プロジェクトの上流工程を改善するローコード開発方法論「AgileDX」の共同開発を開始いたしました。

新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、企業のデジタルトランスフォーメーションが加速する中、開発期間を大きく短縮できるローコード開発の適用範囲が大きく広がっています。ローコード開発は、システム開発の詳細設計及び実装工程の自動化を行うことで、プログラマ不要のシステム開発を実現し、従来型のシステム開発と比較して開発期間を30~70%削減することが可能です。

共同開発の背景
ケンブリッジは、業務システムのスピード導入方法論Cambridge RAD(RAD:Rapid Application Deployment)とファシリテーション型コンサルティングサービスにより、1997年の日本法人設立からこれまで約150社1,000を超える業務改革・業務システム導入プロジェクトを支援して参りました。ここ最近のシステム導入は、ERPやCRM等のパッケージやサービスとローコード開発を組み合わせたり、すみ分けて利用するケースも増えており、アジャイル志向を積極的に取り組みCambridge RADを進化させていきたい、という想いを持っていました。

BlueMemeは、2009年より約310社に対して 1,000件を超えるローコード開発に関するサービスを提供してきましたが、プロジェクトの大規模化が進むにつれ、ウォーターフォールを中心とした従来型の要件定義手法やユーザーストーリーを中心としたアジャイル型の要件定義手法では、ソフトウェア品質と開発スピードの確保に限界を感じていました。

近年のデジタルツイン技術の発展やローコード・ノンコードによる開発の民主化が加速する中、システムのデータモデルやロジックは、静的なモデルから複雑な動的モデルへ大きく変化しています。このような状況の中、ケンブリッジとBlueMemeは大規模かつ複雑なローコード開発のプロジェクトを成功させるために、従来型の開発プロセスを改善する方法論「AgileDX」を共同開発することになりました。「AgileDX」は、動的要件と静的要件の分離、要件定義のパイプライン化、テクノロジーアーキテクチャの最適化等の手法を体系化することで、大規模なローコード開発に対応できるように開発プロセスを改善します。2020年中に方法論を策定するとともにパイロットプロジェクトでのフィージビリティスタディを経て2021年1月に方法論を公開することを目指します。

レジリエントな企業経営の実現を支援
一般的にウォーターフォール手法では、上流工程の工数を大きく確保することで、リファクタリング工数の削減を実現しますが、アジャイル手法では、リファクタリング工数を確保することで、上流工程の工数を削減しています。AgileDXは、上流工程とリファクタリングが最も少なくなるプロセスを目指しています。

アフターコロナ時代におけるDXの手段として、SaaSの積極的な活用が大きく注目されていますが、様々な社会環境に適応するためには、複雑なコア業務のデジタル化、スマートデバイス向けのアプリ開発を週数間で実現できるローコード開発が不可欠です。「AgileDX」では、従来型の開発プロセスを大規模なローコード開発向けに改善することで、レジリエントな企業経営の実現を支援します。


原文はこちら
https://www.ctp.co.jp/news/news489/

16:07 | IT:一般
 

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