Ryan氏は参加者の前で、KYC(Know Your Customer / 顧客の精査)プロセスの概要、トレンドや同社のサービスについて解説を行った。プロセスについては基本情報の確認について様々な情報を収集して相手先企業を検証。次にスクリーニングとして、株主構成やステークホルダー、親会社・子会社関係等について確認、その後リスク評価としてリスク格付けを行うといった一連のフローについて説明した後、「KYCのコストも上昇し、また当局も厳格な対応を要求しペナルティーが科される場合もある」として、一層の取組強化の必要性などについて解説した。