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2014/11/07

【日本IBM】企業システムへの不正侵入を防御する新ラインアップを提供開始

| by:ウェブ管理者
次世代ネットワークIPS製品「IBM Security Network Protection」のハイエンドモデル、大規模な高速ネットワーク環境における外部との通信を識別し悪意あるアクセスを遮断

日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、外部からの通信を識別および制御し、企業システムへの脅威や不正侵入を防止する侵入防御システム(IPS:Intrusion Prevention System)製品への新ラインアップとなるハイエンドモデル「IBM® Security Network Protection XGS 7100」の追加を発表します。当製品は既に提供している次世代IPS製品が実装するSSL暗号化通信の解析、Webアプリケーションのアクセス制御、ならびに悪意のあるIPアドレスをデータベース化した情報をもとにアクセス制御する機能などきめ細かい侵入防御対策に加えて、膨大な通信量の中から高速に脅威を検知する高いスループットを実現します。当製品は機器を含むアプライアンス形式で提供されます。最小構成の参考価格は17,380,500円(税抜)から、本年11月12日よりIBMおよびIBMパートナー経由で出荷を開始します。

IBM X-Force研究開発チームは数年間にわたり、セキュリティー問題の追跡を継続しています。IBMが本年から年に4回公表を始めた最新の四半期レポート*1では、2014年4月に公表されたHeartbleed脆弱性(CVE-2014-0160)が世界中の組織に与えた影響に加えて、新しい分野の脆弱性に関わる影響の第二波など、世界中のサーバーが今も引き続き重大な脆弱性の影響を受けていることを報告しました。

IBMは、このように拡大を続けるセキュリティーの脅威への対策のひとつとして、外部との通信を識別し悪意あるアクセスを遮断する、IBMのネットワークIPS製品「IBM Security Network Protection」を提供しています。

本日発表する「IBM Security Network Protection XGS 7100」は、従来から実装する各種機能と合わせて、データセンターや大規模な企業ネットワークを支える10 ギガビットのネットワークを保護できるように設計されています。Network Protection XGS 7100 には、最大 4 つのネットワーク・インターフェース・モジュール(NIM)のインストールが可能で、10 ギガビットのネットワーク・インターフェースを最大 4 セグメント、または 1 ギガビットのネットワーク・インターフェースを最大16セグメント保護します。保護可能なスループットは毎秒 20 ギガビットに対応しています。これにより、お客様の業務スピードを減速せず、堅牢なセキュリティーを提供します。

さらに、利用するネットワーク機器の規模に合わせて柔軟に変更することができるフレキシブル・パフォーマンス・ライセンスを4段階に拡張し、パフォーマンスや帯域に合わせた導入、ならびに導入後そのままの筐体でシステムを拡張することが可能になります。

「IBM Security Network Protection XGS 7100」の提供に合わせて、IBM Security Network Protectionの全モデルに適合する最新のファームウェア(Firmware 5.3)の提供を開始します。

最新のファームウェアでは、以下の機能拡張が行われています。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/11/0701.html

19:02 | IT:一般
 

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