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2020/02/27

【blockhive, Inc.】電子国家・エストニアで誕生 ブロックチェーンを活用したデジタル社会の身分証アプリ“xID”が日本で提供開始

| by:ウェブ管理者
エストニアと日本を拠点に活動するGovTech企業・株式会社blockhive(CEO 日下光 以下blockhive)は、デジタル世界での身分証アプリ"xID(クロスアイディ)"を発表します。既に複数の民間企業・自治体とのサービス提供開始に向けて連携を進めており、アプリのリリースは2020年3月予定です。

"電子世界の身分証"ともいえるデジタルIDアプリを提供することで、複雑なパスワードを覚えたり、何度も同じ個人情報を入力したり、何度も本人確認のために身分証の写真を提出したりすることからユーザーを解放するとともに、本人確認コストの削減や、二要素認証による高いセキュリティレベルでのサービスによって事業者側の負担を軽減します。

▽エストニアで浸透している”デジタルIDアプリ”

2002年にe-IDカード(エストニア版マイナンバーカード)を提供開始したエストニアでは、現在では99%の行政申請がオンライン化され、マイナンバーカードと連携したサービスは2,700超と、国全体にデジタルIDが浸透しています。一方でe-IDカードを使った認証を行うためには、カード本体やカードリーダーを常に持ち歩く必要があり、導入当初は利用者から不満が出ていました。

そこで誕生したのがデジタルID(身分証)アプリです。初回登録時にマイナンバーカードを認証することで、公的身分証に裏打ちされる本人性を担保しつつも、2回目以降はアプリ上で認証を完結させられるため、カードやカードリーダーを持ち歩く必要がなくなりました。そのことでユーザーの利便性は大きく向上し、現在では国民の35%が登録するなど、デジタルIDアプリの利用は国内に広がりつつあります。

既に日本でも、マイナンバーカードを用いたデジタル上の本人認証は進んでおり、マイナポータルを始めとするサービスで利用することが可能な上、NFC(近距離無線通信)によるタッチ認証も徐々に浸透しています。しかし依然としてマイナンバーカードやカードリーダーを持ち歩く必要があるのが現状です。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000037505.html

16:29 | IT:一般
 

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