【金融庁地域課題解決支援チーム】地方創生応援企画「霞が関ダイアログONLINE ～各省庁の目玉施策をご紹介」を開催！

2022/01/29	【金融庁地域課題解決支援チーム】地方創生応援企画「霞が関ダイアログONLINE ～各省庁の目玉施策をご紹介」を開催！	\| by:サイト管理者

　2022年1月26日（水）、金融庁地域課題解決支援チームは、地方創生応援企画「霞が関ダイアログ ONLINE～各省庁の目玉施策をご紹介」を開催した。2022年最初のダイアログでは、脱炭素関連、事業再構築補助金、IT導入補助金、人材マッチング促進事業など、事業者支援や地方創生に早期に活用可能な施策が各省庁から共有された。

　この日の進行は、笠井泰士さん（金融庁地域課題解決支援チーム）、山根瑠利子さん（金融庁）が務め、今回の事前登録が予想以上に多く、注目度の高いダイアログになったと挨拶した後、あらためて8回目を迎えたダイアログの趣旨・概要および当日のプログラムなどを紹介し、各省庁のプレゼンがスタートした。

プレゼン①

「脱炭素関連事業～カーボンニュートラル時代の経営について」

　菊池さん（環境省大臣官房環境経済課環境金融推進室）は、国際的な温室ガス削減に向けた取組みに触れた上で、削減に向けた国内の動きとその影響、内外のESG金融の拡大の状況、ビジネスにおける気候変動のリスク、サプライチェーン全体での脱炭素化の動きなどについて説明。中小企業のCO2削減比例型設備導入支援事業の概要について紹介した。

プレゼン②

「事業再構築補助金の概要と申請のポイント」

　藤井さん（中小企業庁経営支援部技術・経営革新課）は、コロナの影響を受けた中小企業の事業再構築を支援し、日本経済の構造転換を促すための事業再構築補助金の予算額や申請要件、スケジュール等の概要のほか、過去の申請状況や事業計画策定のポイント、採択の事例などを分かり易く紹介した。

プレゼン③

「サービス等生産性向上IT導入支援事業（IT導入補助金）　令和3年度補正予算の概要」

　村山さん（中小企業庁経営支援部経営支援課）は、中小企業生産性革命推進事業の中のひとつとしてサービス等生産性向上IT導入支援事業（IT導入補助金）の内容のほか、IT導入補助金の拡充内容や類型の概要について共有。デジタル化基盤導入類型や複数社連携導入類型の概要、および具体的な取組イメージについて紹介した。

プレゼン④

「地域金融機関の人材仲介機能の発揮に向けて～金融庁「地域企業経営人材マッチング促進事業」の取組み」

　乗松さん（金融庁監督局総務課人材マッチング推進室）は、環境変化の中での金融機関の役割や業務範囲にかかる規制緩和について触れた上で、人材マッチング仲介役としての地域金融機関、足もとの取組みの方向性、地域企業経営人材マッチング促進事業や採用企業（中堅・中小企業）への補助金について説明した。

ピッチ①

「アトツギ甲子園」

　高橋さん（中小企業庁財務課）は、若い世代の中小企業承継を促進させるためのピッチイベント「アトツギ甲子園」の概要について紹介。イベントにはこれまで多くのエントリーがあり、2022年3月12日（土）開催予定の決勝大会について紹介した。

ピッチ②	「グリーンインフラ官民連携プラットフォームの活動について」

　大上さん（国土交通省総合政策局環境政策課）は、金融に関連する取組みとして、自然環境の多様な機能を活用するグリーンインフラについて、今それが求められる背景、グリーンインフラ官民連携プラットフォームの概要や活用事例を共有した。

ピッチ③	「地域の持続的発展のための中小商業者等の機能活性化事業」

　川島さん（中小企業庁商業課地域経済産業グループ中心市街地活性化室）は、地域の持続的発展のための中小商業者等の機能活性化事業の予算案額や事業目的、概要について述べた後、具体的な事業イメージを例に挙げて取組みの内容を共有した。

　ダイアログではプレゼンやピッチのほか、2回にわたってテーマ別のグループセッションも実施され、意見交換が行われた。

　次回、2022年2月9日（水）には、霞が関ダイアログスピンオフ企画として【自治体×金融】セッションONLINE「自治体と金融機関の共創を目指して！」が開催される予定で「金融機関や支援機関等に届けたい、連携したい」という自治体が登壇し、各自治体の注目施策を発表するという。

（記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

14:41 | 写真：金融・IT業界向け

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