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2021/05/28

【Basset】ブロックチェーン分析ツール Basset Explorer、複数の新機能を追加

| by:ウェブ管理者
暗号資産コンプライアンス ソリューションを提供する Basset は 2021 年 5 月、ビットコインの取引情報を検索できるブロックチェーン分析ツール「Basset Explorer」に、新たに有料サービスとして複数の機能追加を実施しました。これにより、カスタム ラベルなど調査時の利便性が向上する機能が利用可能となります。

株式会社 Basset は 2021 年 4 月、暗号資産ビットコインの情報を検索する取引分析ツール「Basset Explorer」をリリースいたしました。従来までのブロックチェーン エクスプローラーが提供する機能に加えて、Basset Explorer ではアドレスの所有者を示唆する情報や、暗号資産に関するアクティビティの分類など、既存サービスにはなかった追加的な情報を確認することや、取引の流れを時系列で監視することができます。基本的な検索機能はすべて無料にて公開することで、暗号資産を利用・保有する一般消費者に対するブロックチェーン情報へのアクセス手段の提供を目指しています。

このたび 2021 年 5 月に Basset は、事件管理、リスク スコアリング、カスタム リスク プロファイル設定、カスタム ラベル付与等の機能を新たに追加し、これらを有料サービスとして位置づけました。これらの機能は、法執行機関、民間調査企業、暗号通貨サービスの運営者や開発者などを対象として設計されています。事件管理では、ユーザーが特定のアドレスを「ブックマーク」して、監視やレポート作成が容易になるよう整理することができます。リスク スコアは、あるアドレスまたはその関与トランザクションに関して、関連する高リスク金融活動の存在確率を示します。カスタム リスク プロファイル設定では、各国ごとの法令における金融活動の許可・禁止に関する基準の差異を踏まえ、どのような行動が望ましくないと定義するか、ユーザー自らが具体的にプリセットとして指定することができます。例えば、日本では賭博は一般に違法であることから、賭博を示唆する暗号資産取引はリスク検知されるべきですが、賭博が禁止されていない別の法域においてはリスクとして検出する必要がない場合があります。

Basset では、2021 年初頭から急増するペースで寄せられる暗号資産を用いた詐欺・不正送金事案の相談に対して、前述の機能を社内で活用し調査を実施しています。特に昨今、暗号資産価格の急激な変動に伴い、一般消費者による暗号資産への注目が広がっていることから、高度なブロックチェーン分析機能への需要が高まっています。不正送金等の事案に関しては、移転先の暗号資産アドレスを検索することで、被害資産がどのような経路をたどっているか追跡できる場合があります。

今回の有料サービスの公開に合わせて、Basset では最初の 2 ヶ月間において一定条件のもとで割引利用できるアーリー アダプタ プログラムの実施を行います。有料機能の試用を希望する法人・個人が対象で、お問い合わせフォームからの申し込みを受付いたします。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000047203.html

15:06 | IT:一般
 

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