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2014/10/10

【日本IBM】氾濫するビッグデータ管理の転換点となるSoftware Defined Storage

| by:ウェブ管理者
[ネバダ州ラスベガス、2014年10月6日(現地時間)発]

IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)が主催するイベント、Enterprise2014において、IBMのストレージ・アンド・ソフトウェア・デファインド・システムズ ゼネラル・マネージャー、ジェイミー・トーマス(Jamie Thomas)がIBMのストレージ事業戦略を明らかにしました。

今年5月に発表されたSoftware Defined Storage製品群に基づき、IBMのストレージ事 業は、ハードウェアとソフトウェアにわたり相互運用を最適化するエンタープライズ・データ・ストレージの新たなモデルに重点的に取り組みます。

この新しいモデルは、お客様が様々なデータ・ストレージの選択肢を受け入れ、利用、吟味する際に、さらなる柔軟性をもたらします。これにより、お客様はデータをさらに活用して洞察を得ることができるようになります。

ストレージ・ソフトウェアの導入は伸長しています。IDCによれば、Software Defined Storage Platforms (SDS-P)は、2014年第2四半期に15パーセント以上成長しました。

*1 IDCは、この分野におけるIBMのリーダーシップと成長を認め、最新の2014年第二四半期Worldwide StorageSoftware QViewのソフトウェア売上げに基づくサプライヤー・ランキングにおいてSDS-Pのリーダーであることを発表しました。

クラウド、アナリティクス、モバイル、ソーシャル、セキュリティーといったテクノロジーの発展によって、1日25億ギガバイトのデータが産み出され、かつてない急速なスピードで増大しています。組織は、利用可能なデータに基づきリアルタイムで意思決定を行なうという切迫した状況に、継続的にさらされています。

ソフトウェア・デファインド・ストレージ環境を活用することにより、データをより高速に活用できるため、ア ナリティクス・ソリューションでほぼリアルタイムに洞察を収集し、戦略的な経営的意思決定を推進することが可能となります。

ジェイミー・トーマスは、基調講演で、企業や組織は爆発的に増え続けるデータと格闘し、新しいテクノロジーの活用でビジネスを変革するという圧力を受けており、従来のハードウェアベースのストレージ・モデルは進化しなければならないと指摘しました。

ストレージとデータ中心のシ ステム基盤は、アナリティクス・ツールを活用して経営に役立つ洞察を迅速かつ自動的に生みだす基礎として機能しなければなりません。

また、「IBM POWER8」サーバーとElastic Storage(コードネーム)と呼ばれるストレージ・ソフトウェアを一体化したソフトウェア・デファインド・ ストレージ統合アプライアンス、「IBM Elastic Storage Server」を発表しました。

アナリティクスを活用してデータから経営に役立つ価値を見つけ出すことの重要性が増す中で、お客様はプライバシーとセキュリティを担保しな がら、顧客データを効率的に保管・利用する方法を探しています。

IBMは、アナリティクスやビッグデータと同様に、ストレージに関する高い専 門性を持ち、競争力を高めるツールとして、データのより良い管理や体系化、活用を考えているお客様にさらなる効率性を提供します。

アナリティクスで得られる洞察力は、お客様のデータ活用と保管に対する考えを変えました。従来のストレージ環境では、データは完全に異なる システムに保管・分析されていました。ソフトウェア・デファインド・ストレージ戦略により、IBMはこれらのデータ管理システムを組み合わせ 、ほぼリアルタイムで洞察を読み出すことを容易にし、効率性を向上させます。


「IBM Software Defined Storage」製品群は、次の3つの柔軟な体系で提供されます。

(1)Storage as Software:IBM Elastic Storage、SAN Volume Controller およびVirtual Storage Center

(2)ソフトウェアとハードウェアを統合したストレージ・ソリューション:IBM Elastic Storage Server

(3)クラウド・ストレージ:IBM Elastic Storage on SoftLayer


中国平安保険(Ping An Insurance)、ドイツ電子シンクロトロン(Duetsches Elektronen-Synchrotron (DESY)、全米テニス協会、クラリス・ライフサイエンス(Caris Life Sciences)など先進的なお客様がSoftware Defined Storageを活用しています。

IBMは、様々な業種のお客様に、無限の拡張性とより高い性能、そしてストレージコストの削減を可能にする画期的なテクノロジーを提供します。これにより、お客様はクラウドなどの革命的テクノロジーを活用しながらビッグデータの可能性を最大限に引き出すことができます。

*1 Worldwide Storage Software QView, Q2 2014

当報道資料は、2014年10月6日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLをご参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/45029.wss (US)


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/10/1001.html

18:01 | IT:一般
 

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